「伊東は1G1A1PKゲットと絶好調、鈴木武蔵は代表に復帰できるか?」ベルギー・プロリーグ第22節 ゲンク-ベールスホット

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年末からのウィンターブレイクが今週から明けたベルギーリーグ。現在9位のゲンクはダントツ最下位のベールスホットとホームで対戦。伊東純也はいつものように4-3-3の右ウイングで先発、ベールスホットの鈴木武蔵も3-1-4-2のFWで先発出場となった。

試合はゲンクがボールを保持する流れで始まるが、ベールスホットも鈴木のポストなどで基点を作り、後ろが押し上げて攻撃の形を作っている。が、鈴木は後ろ向きでボールは収められるが、前を向いてのドリブルやトラップに精度が無く攻撃が自分で止まってしまう。

10分にはクロスからニアで鈴木が潰れ、裏に入ったホルツハウザーがフリーでシュートもゴール右に外れ、最初の決定機はベールスホットに訪れる。ゲンクは伊東を狙うボールは多いのだが、対面のデ・スメットが常時伊東をマークして自由にさせない。

しかしベールスホットのハイペースは続かず、すぐにゲンクがボールを支配すると、14分に伊東のカットインからのクロスをウグボがヘッドもわずかに枠を外れる。しかし20分にまた伊東がファーへのふわっとしたクロスに、フリーで飛び込んだフロショフスキーが決めて伊東のアシストで先制。

しばらくは膠着状態が続いたが、前半30分に右サイドをムニョスがオーバーラップ、中にポジションを取っていた伊東がハーフバウンドのクロスにうまく合わせてゴール。これで伊東はここ4試合で3ゴール目となった。

ゲンクは後半7分にボンゴンダがドリブルで粘ってPA内に入ると、ラストパスを受けた伊東がシュートも相手の足でコースが変わり、クロスバーに当たるビッグチャンス。しかし、ベールスホットも前半と同様に後半の立ち上がりは前からプレッシャーをかけて来る。

でもやっぱり長続きせず、後半24分には深い位置へ攻め込んだ伊東の折返しからシュートも、ベールスホットGKビーバウが足1本で防ぐファインプレイで、伊東の2アシスト目がフイになる。

ベールスホットは3-4-3にフォーメーションを変更して反撃、後半31分には鈴木武蔵がカウンターからドリブル、カットインシュートもボテボテでGKが難なくキャッチ。32分にはスルーパスからアベナッティがシュートも、ゲンクGKファンデフートの素早い飛び出しでシュートがわずかに外れ、超決定機をモノに出来ない。

逆に後半33分、左サイドにいた伊東にパスが渡り、ドリブルでPA内に入ったところでデ・スメットに足を引っ掛けられてPK。これをボンゴンダが冷静に決めて3点目。直後にもカウンターから伊東のパスにウグボがシュートも、またビーバウの出した腕に当たってアシストならず。

伊東は後半38分にお役御免。ベールスホットは鈴木武蔵の左からの折返しをヌビシが決めて1点を返すが、ロスタイムにゲンクが4点目を追加して結局4-1で試合終了。ベールスホットは泥沼の公式戦7連敗となった。

伊東は1G1A1PK獲得と3点に絡む大活躍。三笘や古橋が怪我でアジア予選に出られない可能性が高く、伊東にかかる責任は大きい。とにかく無事で試合に臨んで欲しい。鈴木については、アシストは付いたが得点の匂いは皆無で、代表に呼べる状態ではない。このまま降格したら札幌に戻るんだろうか?

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