昨日は古橋が前半早々にハムストリングを再度痛めて退場、冨安はコロナにかかって欠場と、楽しみにしていた試合がことごとくおじゃんになってしまったので、ベルギーリーグの方を観戦。
ここに来てようやく復調気味のゲンクは、4-3-3のフォーメーションで右ウイングで伊東が先発。対するオーステンデは4-2-3-1のフォーメーション。
前半6分に、伊東のおしゃれなヒールパスからムニョスがワンツー、右サイドを抜け出した伊東がトラップで相手を交わしてのクロスをウグボが体で押し込み、ゲンクが幸先よく先制する。さらに12分、左サイドに選手が集まった状況から、ヘイネンが前線に飛び出した伊東にドンピシャのパス、これを落ち着いたトラップから流し込み、早くも伊東が1G1A。
その後しばらくは膠着状態が続いたが、前半34分にゲンクが相手の4-4ゾーンの間で上手くパスを繋ぐと、最後は左サイドをオーバーラップしたアルテアガのクロスを、逆サイドに走り込んだムニョスが頭で合わせて3点目。
前半40分には伊東からボンゴンダの飛び出しにパスが通るがシュートはGKに当たってアシスト追加ならず。43分にもボンゴンダからの折返しをフリーで伊東がシュートも当て損ねて右に外れる。
後半は、それまでゾーンで守っていたオーステンデが前からガッツリマンマークで嵌めに来る守備に切り替え、ゲンクに対して押し気味で試合に入る。しかし徐々にゲンクが盛り返し、後半14分には伊東がドリブルからカットインシュートもGK正面。16分にもサイドでマーカーをぶっ千切ってクロスもGKキャッチ。
ようやく後半33分、ヘイネンからオーバーラップしていたムニョスにロングパスが渡り、クロスをフロショフスキーがきっちり合わせて4点目。後半38分にトアストヴェトが足の裏を見せて相手を踏みつけたという事で一発レッド。
伊東は後半40分に、相手ゴール前のこぼれ球をダイレクトでシュートも相手に当たってCK、そのプレイで伊東はお役御免。ゲンクはそのまま無失点で守りきり4-0で試合終了。今年の最終戦を勝利で終えた。
結果としては1G1Aだったが、あと2点は取っていてもおかしくないぐらいに決定機を作り出した伊東。ここに来て絶好調だが、新型コロナウイルスへの再感染だけは気をつけて欲しいね。