「カラバオカップ・マイスター南野、1G1Aと結果を出すも前途多難」イングランド・カラバオカップ準々決勝 リバプール-レスター・シティ

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リバプールではベンチが定位置になっている南野だが、イングランドのリーグカップに当たるカラバオカップはスタメン確約。準々決勝のレスター戦でも4-3-3の左ウイングとして先発出場。レスターはエースのジェイミー・ヴァーディが2トップで先発、中盤ダイアモンドの4-4-2。

試合はホームのリバプールがボールを保持する流れ。前半2分には南野が単独ドリブルからシュートも相手に当たる。逆に9分、リバプールが中盤でプレスをかけるが中途半端、レスターにあっさりパスを繋がれ最後はヴァーディが決めて先制する。さらに13分にも、右サイドの適当な守備から抜け出され、折返しをまたヴァーディに決められ追加点。

これで少しリバプールもケツに火が付いたのか、19分にPA内でフィルミーノがポスト、落としたボールをオックスレイド=チェンバレンがダイレクトで決めて1点を返す。29分には南野がボールを引き出す動きでPA内に侵入、しかし足元でもたつき無理なシュートに終わる。

ところが34分にウィリアムズのポストミスからハーフカウンターを喰らい、マディソンに寄せ切れずミドルシュートを決められレスターが3点目。36分にはフィルミーノの折返しを南野がフリーでシュートもバーの上、直後にゴメスのトラップミスを拾ったヴァーディがシュートもゴールポストと、ともに決定機を決められない。

後半12分、リバプールはGKからのボールをカット、ハーフカウンターから左サイドを南野が抜け出し、折返しをフィルミーノがシュートもDFに当たる。しかし22分、フィルミーノの巧みなキープから南野がワンタッチで背後にパス、それに反応したジョタが右隅に決めてリバプールが1点差。

その後はリバプールが圧倒的に攻め立て、37分にはケイタのミドルをジョタが頭でコースを変えたボールを、レスターGKカスパー・シュマイケルがスーパーセーブ、42分にはアーリークロスに南野がフリーで走り込むも上げた足に合わずと、リバプールが追いつけないまま90分を終える。

そしてリバプールの敗色が濃くなって来た後半ロスタイム5分、スローインからミルナーがアーリークロス、これをレスターのDFディディがかぶってしまい、裏にいた南野が胸トラップから落ち着いてシュートを流し込みリバプールがとうとう同点、そしてPK戦に突入。

PK戦では5人目の南野が、決めれば勝利だったのに真ん中上に外して失敗してしまったが、6人目をGKケレハーが見事なセーブで防ぎ、最後はジョタが決めてリバプールが準決勝に進出した。

南野は1G1Aと結果はパーフェクトだったが、ゴール前以外のポストプレイやドリブルでの打開力は相変わらずイマイチ。フィジカルやスピードはこれ以上アップしそうにないので、彼の持ち味であるPAの中で多くプレイ出来るリーグやチームに移籍を考えるべきだと思うんだけどね~。

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