「伊東が復活の1G1A、チームも10試合ぶりの快勝」ベルギー・プロリーグ第19節 ゲンク-シャルルロワ

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昨年にチャンピオンズリーグのプレーオフに進出したゲンクは、今期は絶不調に陥り公式戦9試合未勝利でリーグ11位と、優勝プレーオフさえ黄信号が灯っている状況、12/6にはファンデンブロム監督を解任してベルント・シュトルク新監督が就任しての試合。

ゲンクのフォーメーションは4-2-3-1で伊東は右SHでの先発。対する4位と絶好調のシャルルロワは3-4-2-1のフォーメーションで、森岡は右ボランチでの先発。

試合はホームのゲンクが主導権を握る展開で始まるが、最初の決定機は前半18分にカウンターから持ち込んだオヌアチュのシュートのみで、形を作るまでには至らず。逆に25分、シャルルロワのカウンターを防いだ伊東にイエローカードが提示される。

スコアが動いたのは前半27分、自陣PA前で伊東が持ち上がろうとしたところで体を当てられボールロスト、森岡に繋がれて最後は右サイドを上がったチャチュアが決めてシャルルロワが先制。しかし35分にショートコーナーから伊東がクロス、これをオヌアチュが頭で決めてゲンクが同点。

さらに前半40分には、ゲンクが相手PA付近でボールを繋ぐと、最後はボンゴンダのクロスをシャルルロワGKコフィが弾いたボールを拾い、落ち着いてコースを狙ったゴールを決めてゲンクが逆転に成功する。が、ロスタイムにゴリザデが強烈なミドルを決めて同点で折り返す。

後半8分にも伊東のワンツーからの切れ込みからオヌアチュにパスもシュートまで行けず。15分にはシャルルロワのDFベシレがゴールポストに当たるシュート。そして後半23分、右サイドでボールを受けたフロショフスキーが左足でゴラッソなミドルを決めてゲンクが勝ち越し。

後半26分には右サイドに流れた伊東がクロス、ファーでボンゴンダとムニョスが飛び込みシュートも枠を捉えられず。直後に森岡が高い位置でボールを奪い、立て続けにシュートもゴールならず。

しばらく膠着状態が続いたが、後半38分にSBからのロングボールをトアストヴェトが落とし、それを拾った途中出場のルカ・オイエンが上手く拾ってダメ押しゴール。

前半途中からシャドーにポジションを上げていた森岡も、ゲンクにリードを許してからはボランチに下がってプレイをする時間が多くなるが、戦況は変えられず3分のロスタイムでもチャンスは作れずそのまま4-2で試合終了。ゲンクは10試合ぶりの勝利で9位に順位を上げた。

森岡については、この試合ではあまり存在感は出せず終い。伊東は1G1Aと今シーズン初めて複数ゴールに関与。少しはミスもあったが、ボールを持てば確実にチャンスを生み出す存在感に溢れていた。このまま好調を維持して代表戦に臨んでもらいたいところだね。

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