鈴木優磨、林大地、橋岡、シュミット・ダニエル、三笘と5人の日本人選手が先発に並んだ、シント・トロイデンとユニオン・サンジロワーズの対戦。
フォーメーションはどちらも3-1-4-2のフォーメーションで、シント・トロイデンは鈴木と林の2トップ、右WBは橋岡で三笘とポジション的にマッチアップ。
試合は首位のユニオン・サンジロワーズがペースを握る流れ。前半8分に三笘のスルーパスに味方が反応するも、シュートは枠に飛ばせず。シント・トロイデンも9分にクロスを鈴木優磨がニアで潰れ、ブルースのミドルシュートはユニオン・サンジロワーズGKモリスがファインセーブ。
それでもシント・トロイデンは守備への切り替えが早く、三笘もなかなか自由にプレイ出来ない。が、32分にロングボールの競り合いから裏にヴァンゼイルが抜け出し、クロスを中へ飛び込んだウンダブが決め、ユニオン・サンジロワーズが2トップの力で先制する。さらに43分、橋岡のマークを振り切ってのクロスをヘッドも、シュミット・ダニエルがファインセーブ。
後半からシント・トロイデンは橋岡が積極的にオーバーラップするなど攻勢に出る。5分にアーリークロスを鈴木が競り勝ってヘッドもシュートにはならず。13分にもコイタのクロスに鈴木が競り、16分には橋岡のクロスに鈴木が合わせ、ハンドのアピールも肩に当たったとの判定。
シント・トロイデンは17分に林が下がって原大智を投入。すると18分に鈴木のポストから逆サイドに展開、ブルースがドリブルで持ち込み無回転ミドル、これがGKの手に当たって決まりシント・トロイデンが同点に追いつく。さらにコイタのクロスから原のシュートなどのチャンスを作る。
後半25分にはPA内で三笘がボールを受けるも足元に入り過ぎてミスになったが、28分にCKからウンダブがニアで合わせてヘディングゴール、ユニオン・サンジロワーズが勝ち越し。さらに29分にはヴァンゼイルの決定機をシュミット・ダニエルがセーブ、直後に三笘もシュートもこれはGK正面。
後半37分にシント・トロイデンは伊藤達哉をインサイドハーフに投入するが、終盤はどちらもプレイが雑になって蹴り合いが増え、足元得意な三笘や伊藤の出番は少なくなる。後半ロスタイムにGKが前に出ていたところを三笘がロングシュートも左に外れ、試合終了。
鈴木は前線で体を張っていたけど、厳しいマークに遭って自由にプレイさせてもらえなかった。林は単独ドリブルを仕掛けた時のバタバタ感が凄い(笑)。シュミット・ダニエルはシュート止めまくり、橋岡は三笘を良く抑えつつ攻撃でも存在感を出していた。
三笘は2アシストをしてもおかしくなかったが、良い時に比べると上手く足にボールが付かず、ドリブルが流れてカットされたりと、全体的にはイマイチな出来。Jリーグで三笘を知っている橋岡のマークに加え、林のカバーもあって自由にさせてもらえなかった。