「次節に対戦するオマーンは中国にドロー、これは日本にとって朗報か?」カタールW杯アジア最終予選 グループB 中国-オマーン

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次節に日本が対戦するオマーンは、グループ5位の中国と中立地であるUAEのシャールジャ・スタジアムで対戦。スタンドには中国のサポーターが8割ぐらい占めている感じ。

中国は中盤フラットの4-4-2フォーメーションで、オマーンは中盤ダイアモンドの4-4-2で試合開始。

いきなり前半4分に左からのクロスにイサムがフリーでヘッドも右に外す決定機。その後もオマーンがボールを保持する流れになるが、前半21分にCKから浮いたボールにウーレイが鋭く飛び込んでゴール、ホーム扱いの中国が先制。25分にもセットプレイからのクロスにアロイージオがヘッドもGKアル・ラシーディがファインセーブ。

前半終わり頃は圧倒的にオマーンがペースを握り、中国のPA内でオーバーヘッドを放つもライン際でアロイージオがクリアする。ロスタイムにはアーリークロスのこぼれ球をジャミールが振り向きざまシュートもこれまたクリアされる。

後半もオマーンが圧倒、早々に左からのクロスを中国のDFが体を投げ出して防ぐも、あわやオウンゴールというシーン。17分にもPA内へのスルーパスに反応したオマーンのシュートを、中国GKイェン・ジュンリンが体に当てて何とか防ぐ。

しかし中国も、後半26分に左からのクロスにウーレイが完全にフリーな状態でヘッドをするも、まさかの枠外。中国は2点目を奪う最大の決定機をものに出来ず。逆に、オマーンは後半30分にアル=ハルディのCKに選手が競ったボールが良いコースに流れ、ゴール角に飛び込んで同点。

勢いに乗った中国がその後もチャンスを作るが、オマーンは終盤にかけて立て続けに選手を交代、中国の勢いを削ぎつつロスタイム、スルーパスからアロイージオが落としてウーレイが抜け出すもハンドの判定。オマーンはアル=ハルディがイエローを受けたところで試合終了。

オマーンはこれで日本に抜かれてグループ4位に後退。とは言え、試合内容的には明らかに中国を上回っており、特に前回も日本がやられたサイドアタックからのクロスは脅威。次節のアウェイ戦は日本にとって気の抜けない試合になるのは確かだろう。

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