「戦術も肉体もバラバラ、名古屋は良いところなくあっさり連敗」J1第18節 横浜Fマリノス-名古屋グランパス

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ここまでリーグ戦2位と好調の横浜Fマリノスと、ACLは好調だったがリーグでは5試合勝ちが無くリズムに乗れない名古屋グランパスとの対戦。横浜は4-2-3-1、名古屋は4-3-3のフォーメーション。

試合の序盤は、名古屋が齋藤学のカットインからのシュートなどで攻勢に出るが、横浜は前半13分にFKからの流れで最後はティーラトンのクロスに、先発で起用された杉本健勇が頭で流し込み先制点をゲットする。

名古屋は1トップの柿谷が中盤に下がってボールを受けるゼロトップ気味にしてボランチにプレス、中盤をマッチアップさせて横浜のビルドアップを抑えようという狙いは見えたのだが、横浜もアンカー横に前線の選手が降りてビルドアップ、すぐに修正をかける。

すると前半33分に前田からのパスを受けたマルコス・ジュニオールのドリブルをPA内で引っ掛けてしまいPK、これをマルコス・ジュニオール自身が決めて2点目。

名古屋は後半から、シャビエル、相馬、マテウスの3人を投入、やりなれた4-2-3-1に変更する。これでようやく名古屋が試合のペースを握るようになるが、横浜はしっかりラインを統率して相手のクロスを跳ね返す。さらに名古屋は柿谷が後半17分に体調不良で下がるアクシデント。

そこから名古屋がボールは支配するも、シュヴィルツォクがミドルシュートを放ったぐらいで横浜を崩しきれない。むしろ決定機は横浜の方が多く、後半37分には中盤でのフリックからカウンター、最後はレオ・セアラがフリーでシュートも名古屋GKランゲラクが弾いて得点ならず。

後半ロスタイムにマテウスがゴール前でティーラトンに倒され、ティーラトンが2枚目のイエローで退場、FKは相手の壁に当たってわずかにゴールならず。そしてそのまま2-0で試合終了。

名古屋はACLでは無敗と好調だったのに、何で前半はこんなバラバラだったのかと思ったら、4-3-3をほとんどやってなかった模様。それにしても動けなさ過ぎるので、ACLの疲労蓄積なのか五輪期間中のコンディショニング失敗なのか。シュヴィルツォクがかなり使えそうなのが光明だったぐらいか。

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