「久保が焦るとドリブルや股抜き狙いが増えて来る」スペイン・リーガ・エスパニョーラ第29節 ヘタフェ-カディス

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現在15位のヘタフェは、残留争いのライバルである13位カディスとホームで対戦。久保は4-2-3-1のトップ下で先発、1トップはマタ、2列目のサイドがククレジャとアレニャという並び。対するカディスは4-4-2のフォーメーション。以下、久保のプレイを中心に流れを記述。

ヘタフェのフォーメーションは4-2-3-1だが、守備時は4-4-2の3ラインになってゾーンを作っている。いつものように攻撃にまともなビルドアップは無く、ほとんどロングボールを蹴ってセカンドボールを拾うだけ。久保は序盤から不得意なヘディングでの競り合いを強いられる。

  • 前半7分、久保が右サイドでパスを受けてドリブルで一人かわし、ペナルティエリア内から折り返すも相手に引っ掛ける。
  • 前半17分、左サイドで二人に囲まれても粘って奪い返し、そこからドリブルも相手に当たる。
  • 前半20分、中でパスを受けてククレジャにパス、リターンをもらって股抜きパスを狙うも相手に当たる。
  • 前半24分、コーナーキックからのこぼれ球を久保がダイレクトでシュートも相手に当たる。
  • 前半25分、逆サイドから蹴られた相手のクロスに対して、自陣まで戻ってクリア。このあたりから久保は右サイドにポジションを移す。
  • 前半29分、久保が良い守備から奪ってドリブル、ボールを前に出して相手を抜こうとするもファールで止められる。
  • 前半30分、右からカットインシュートをしようとするが、軸が滑って相手に当たる。
  • 前半34分、中央付近から狭いスペースをドリブル、しかしパスは相手に当たる。
  • 前半45分、久保が相手に囲まれながらドリブルを仕掛けるも、2人に囲まれて引っかかる。
  • 後半開始早々、久保が右サイドから浮いた長めのパスをマタに通す。
  • 後半6分、久保がパスを預けて右サイドを駆け上がるも、ボールは出てこず。
  • 後半5分、久保が右サイドを抜け出しクロスも味方がシュートまで行けず。その直後にアンヘルロドリゲスと交代。

試合はご存知のようにカディスが後半19分に、ヘタフェDFティモールのオウンゴールで先制、そのまま0-1で逃げ切りヘタフェは痛い1敗を喫してしまった、。

前半はとにかくボールを持ったら、ドリブルや股抜きなど無理くりな攻撃を仕掛けていたが、後半はシンプルに味方を使う攻撃に変化して、良い感じになって来たと思ったら途端に交代。久保とボルシア・ドルトムントダラス監督、どちらにも余裕の無さ、上手く行かない焦りのようなものが感じられる試合となってしまった。

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