「仙台の復興に5得点で力強く応援するフロンターレ」J1第2節 ベガルタ仙台-川崎フロンターレ

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東日本大震災復興記念試合と銘打たれた、ベガルタ仙台とJ1王者川崎フロンターレとの試合。川崎は前節から6人のメンバーを変更、前線は1トップが小林悠、シャドーが長谷川と遠野というスタメン。対する仙台は4-4-2のフォーメーション。

試合はいきなり川崎が右からのクロスに長谷川が合わせるも、仙台GKスウォビィクがハンドオフで得点を許さない。しかし前半12分に右サイドでボールを奪った川崎は、田中碧のクロスに小林がダイレクトで合わせてあっさり先制する。

さらに前半25分、左からのクロスに合わせた小林のヘッドはスウォビィクに阻まれたが、こぼれ球を遠野が押し込み早くも2点目。32分には右サイドで山根がボールを奪い返し、そのまま上げたクロスは蜂須賀が反応したものの、それがオウンゴールとなってしまって3点目。

前半39分には橘田がマークを受けながらの反転からクロスを小林が押し込み、川崎が前半だけで4点を決める。その直後にもFKから山村がダイレクトで合わせるが、スウォビィクが何とかセーブして前半を折り返す。

後半になると、仙台は3人の選手を入れ替えたのもあって攻撃の思い切りが良くなり、4分にはPAすぐ左でFKを得るもキックは川崎GKチョン・ソンリョンがしっかりセーブ。

そこからも仙台は1トップに移したマルティノスにボールを集めてチャンスを狙うと、13分に氣田へのサイドチェンジから折り返しをマルティノスがシュート、こぼれ球を上原が押し込み仙台が1点を返す。33分も同じ形でシュートまで行ったが上原が外す。

が、仙台の抵抗もここまで。川崎は家長、三笘、谷口を投入する余裕の采配でペースを難なく握り返すと、後半38分に旗手がインナーラップからドリブルでPA内へ切れ込み、そのままゴールを決めてダメ押しの5点目。そしてそのまま1-5で試合終了。

仙台は、後半の一瞬は分厚い攻撃を見せて1点を返したが、川崎はそれを残りの85分間で続けられるわけで、チーム力として1枚も2枚も上であることを見せつける復興応援試合であった。いったい今期はどこが川崎を止められるんだろうか?

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