「ラファ・ミルがハットトリックの裏で、レスター後期の汚れ役を演じる岡崎」スペイン・リーガエスパニョーラ第21節 バジャドリード-ウエスカ

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残念ながら現在最下位に沈んでいるウエスカは、アウェイで16位に位置しているバジャドリードとの対戦。バジャドリードのフォーメーションは4-4-2で、ウエスカは3-1-4-2の形で岡崎は2トップの右で先発。

試合は意外にもアウェイのウエスカがボールを支配する流れで始まる。前半15分にカウンターから3対3の場面で岡崎へのスルーパスが通らず、そのカウンターからキケ・ペレスがドリブルからシュートもウエスカGKフェルナンデスに弾かれるバジャドリード最初の決定機。

ウエスカも前半28分に右からのクロスをラファ・ミルがヘッドも、バジャドリードGKマシップがしっかりキャッチ。33分にはバジャドリードがカウンター、クロスの折返しをオスカル・プラノがフリーでヘッドもバーの上と、超決定機をものに出来ない。

すると前半37分に、ウエスカがまったりと右サイドでボールを繋いだ次の瞬間、虚を突いたようにアーリークロス、これをファーで飛び込んだラファ・ミルがヘッドで決めてウエスカが先制する。

後半になると、ビハインドのバジャドリードが押し込む流れで始まるが、逆に後半5分に右サイドからアバウトに出した浮き球パスにラファ・ミルが追いつき、DF2人に挟まれる前に放ったシュートが左隅に決まりドッピエッタ。

さらに岡崎が下がった後の後半12分、カウンターからラファ・ミル自身が競ったボールをエスクリチェが繋ぎ、再びラファ・ミルがスルーパスをもらうと右足一閃、ファーに決めてハットトリック。

その後はウエスカが自陣にゾーンを引く形でバジャドリードがボールを支配、後半25分には惜しくもゴールを外れるシュートを放つも、そこからはまた攻撃が沈黙。後半ロスタイムに、バジャドリードはトニ・ビジャがようやく1点を返すがそこまで。ウエスカが残留に向けて希望をつなぐ大きな勝利となった。

岡崎は、相棒が華々しくハットトリックを決めた裏で、ほぼトップ下の位置でプレスと潰れ役に徹し、後半早々に交代というレスター後期ロジャース監督時代のような使われ方だった。まあ残留が第一なのでひとまず自分のエゴは我慢しか無いね。

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