「ライプツィヒのレベルに1人だけ対抗できていた遠藤」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 シュツットガルト-ライプツィヒ

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昨日はルヴァンカップの決勝がある事をすっかり忘れていた上に、ノートPCの無線LANトラブルで日本橋まで行ってUSBハブやメモリの検討に忙殺されてしまい、完全に録画のタイミングを逃してしまいました・・・なので、仕方なくブンデスの試合でお茶を濁す事に。

今節はフランクフルトが2位のレヴァークーゼンに勝利し、遠藤が所属するシュツットガルトも3位のライプツィヒ撃破を期待された試合。遠藤は当然の先発で、4-3-3のアンカーとして出場、ライプツィヒは全く同じ4-3-3のフォーメーション。

序盤は技術で上回るライプツィヒがペースを握る展開で始まったが、前半15分頃にシュツットガルトはフォーメーション的に数的優位に立ちやすいサイドで基点を作って攻め込み、最後の詰めが甘くて点にはならなかったが良い形を作る。

しかし前半21分、ダニ・オルモへの縦パスを遠藤が止めきれずに展開され、ザビッツァーからフォルスベリへのスルーパスが通ったところで倒されPK、しかしフォルスベリのキックはシュツットガルトGKコペルが足1本で防ぐスーパープレイで失点を防ぐ。

ライプツィヒが巧みな点は、特に遠藤だけの対策では無いだろうが、相手陣内のバイタルではほとんどワンタッチでボールをサイドに流し、ボールを奪われるリスクを最小化している。こうなると、デュエル自慢の遠藤は存在意義が薄くなってしまう。

後半に入ると、ライプツィヒはシュツットガルトのボール時に遠藤に対してマンマークを付けてビルドアップから排除、仕方なく周りが安易な縦パスを出したところを狙ってハーフカウンター、立て続けにシュートシーンを作る。

シュツットガルトは後半15分ごろから、遠藤の素早い縦パスでリズムを取り戻すと、前からの守備が復活してライプツィヒ陣内でプレイする時間が多くなる。が、後半22分にライプツィヒは左サイドへ展開、アンヘリーノのクロスがステンツェルの頭に当たったボールがダニ・オルモの前に飛んで行き、ダイレクトで押し込み先制点を決める。

ここでシュツットガルトの反撃になるかと思いきや、全体的に疲れが見えて動きがバラバラになり、後半27分に遠藤が2人に囲まれてボールロストするも、ゴールラインを割るまで追っかけて自らピンチの芽を潰すが、それは味方のサポートが無いがゆえの結果でもある。

シュツットガルトは終盤に、CBのケンプフが下がって遠藤が代わりに入った4-4-2へとフォーメーションを変更、後半41分には中盤でのパスカッt-から上がったアントンがフリーでシュートも、飛び出したライプツィヒGKグラーチ阻まれる決定機。

ただ、シュツットガルトのチャンスらしいチャンスはそれぐらいで、終始中途半端な攻めでロスタイムも時間を潰して試合終了。それならヘディングが強い遠藤をFWに上げてパワープレイにしたほうが良かったのではないか。

とは言え、各選手のクォリティを考えれば2位のライプツィヒに対して健闘したと言えよう。ただし遠藤だけは、個人のレベルでライプツィヒに十分対抗できており、上のクラブから獲得の調査が出されているのも当然の働きだった。冬の移籍シーズンで何かしら動きがあるかもしれないね。

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