「デュエルマスター・遠藤の真価が問われる一戦」国際親善試合メキシコ戦展望

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明日の早朝にオーストリア遠征メキシコ戦が行われるため、今日のうちに軽く展望を書いておきます。

メキシコは、プレミアリーグで2桁得点を挙げているウルブスのラウール・ヒメネスや、ナポリのロサーノといった強力なアタッカー陣を誇り、フィジカルと組織を両立させた非常にタフな相手。間違いなく、パナマよりも数段上の力を持っているチームと言えるでしょう。先日の韓国戦でも、スコアこそ3-2の最小得失点差でしたが、シュート数は23対8、ボール支配率は59対41と圧倒的で、5-1になってもおかしくない内容だったようです。

韓国戦でのメキシコのフォーメーションは4-3-3。これに対応するには、日本も3-4-2-1にして相手の3トップとインサイドハーフ、SBに対するマークをはっきりさせ、立ち上がりをしっかり締める事が重要になって来ます。そしてボールを奪ったらすぐに相手のSB裏へとロングボールを出して一気にカウンター狙いが、まずは日本の方針になるかと思います。

スタメンは、GKはシュミット・ダニエル、3バックはもちろん冨安、吉田、酒井、WBが原口と伊東純也、ボランチが遠藤と橋本、シャドーが鎌田と南野、1トップが鈴木武蔵と予想。権田はパナマ戦でやや不安定だったのと、橋本はポスト柴崎というよりも、柴崎の仕事は遠藤が分担、日本の弱点であるボランチの強度を上げる狙いです。そして久保と浅野を後半に投入、スペースが空いたところでさらにカウンターという狙いで行きたいです。

試合のポイントは、柴崎が語っているように「中盤のデュエル」。フィジカルと足元のテクニックに長ける相手だけに、あっさりキープされてボールを回されてしまうとかなり厳しい展開になってしまう。そういう意味でも、単にロングボールを跳ね返すだけでなく、その後でマイボールをきっちり確保出来るかどうか。今や森保ジャパンの要となった遠藤はもちろんの事、橋本や2列目のフォローの働きも重要になって来るだろう。

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