「割れ鍋に綴じ蓋状態の清水、今節も3失点で5連敗」J1第22節 FC東京-清水エスパルス

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国際Aマッチウィークでも開催続行の今年のJ1。NHK-BSで放送されていたFC東京対清水エスパルスの試合を録画観戦。

現在、川崎に大きく勝ち点差を広げられてはいるが順位的には2位のFC東京は、レアンドロが暴力行為で3試合の出場停止になったため、1トップが永井、シャドーが田川とディエゴ・オリヴェイラの4-3-3の形。対するリーグはブービーで4連敗中の清水エスパルスは3-1-4-2のフォーメーション。

試合の序盤は、清水が東京のSBが上がった裏のスペースを上手く使い、何度か決定機はあったのだが決められず。逆に先制したのは東京。FKからの流れで浮いたボールを三田がダイレクトでゴールへ流し込む。清水も35分に右サイドを破ってのクロスにジュニオがヘッドも威力が無くゴール出来ず。ロスタイムにも決定機はあったが無得点で前半終了。

後半も、開始直後に清水が左サイドで攻撃を組み立て、右に流れたボールをシュートも東京DFのスライディングで阻まれてしまう。そしてまたその直後、永井がDFラインの裏を取る動きでボールを受けると、上手く反転からゴール左にしっかり決めて2点目をゲット。

清水は、後半34分に東京GK林のミスパスをジュニオール・ドゥトラがカット、そのまま直接シュートを叩き込んで1点差に迫る。しかしその後は10人で自陣にブロックを作る東京の守備を崩しきれず、逆に後半ロスタイム、左サイドでのパス交換から原が抜け出し、クロスにアダイウトンが詰めて3点目、これで勝負有り。

これで5連敗を喫してしまった清水。総失点、得失点差はJ1ワーストという結果が示すように、攻撃的なサッカーをしながらもチャンスに決めきれず、守備陣が踏ん張りきれずにあっさりと失点を許してしまう悪循環。今期はJ2への降格が無いので悲壮感は無いものの、来年に繋がる何かが出来ているわけでもない。そろそろクラブは決断が必要だと思うのだが・・・

 

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