「家長温存でこの内容、同じ方向性ゆえに見える圧倒的な力量差」J1第9節 大分トリニータ-川崎フロンターレ

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8試合で21得点と圧倒的な攻撃力で7連勝と首位を快走している川崎フロンターレと、ここ4試合で失点が12と守備崩壊中の大分との対戦。川崎のフォーメーションはいつもの4-1-2-3で家長は温存、対する大分は3-4-2-1の形。

試合は序盤から川崎が圧倒的にボールを支配、大分がどこまで我慢できるかというところだったが、前半5分に右からパスを繋いで最後は三苫がシュート、コースは甘かったがDFがブラインドになってGKムン・キョンゴンが逆を取られ、あっさりと川崎が先制する。

大分はほぼ5-4-1の形で自陣に引きこもる撤退守備なのだが、低い位置でボールを奪っても徹底して自陣からボールを繋ぎに行くのでどうにも危なっかしい。それでも何とかアンカーの田中碧の横にあるスペースを使おうと苦心するが、バイタルから先へなかなか進めない。

すると前半24分、右サイドからのバックパスを渡がスルー、これがレアンドロ・ダミアンへのナイスパスになってしまい、あっさりフェイントでカバーを交わしてゴール、川崎が大分のミスから早くも2点目を決める。

これで川崎は無理にプレスをかける必要が無くなり、大分がボールを持つ展開が続くのだが、大分のボール回しは足元中心で、相手陣内に入るとパスの出し手と受け手の意思疎通が薄く、迷った挙げ句にボールがずれて川崎のボールを奪われる流れが続く。43分にようやくクロスから渡が飛び込んだシーンがあったが、攻撃らしい攻撃はそれだけ。

後半も圧倒的に川崎のターン、数え切れないぐらいのシュートを浴びせるが何とか大分が耐え忍ぶ。22分には大島のヒールから田中碧が完璧に崩したがシュートはクロスバー。川崎は小林悠、脇坂、三苫、大島とレギュラーを下げていくが、サッカーの質は全く衰えない。

大分はその後も全く決定機を作らせてもらえず試合は0-2のまま終了。点差こそ大きくは無かったが、力の差は圧倒的なものがあった。特に攻撃の面で、両チームとも自陣からパスを繋ぐという方向性だっただけに、各選手の技術、視野、意思疎通のレベルが残酷的なぐらいに差があり、大分サポの心情になると見ていて辛い試合だったね。

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