「今やフランクフルトにとって欠かせないのは、長谷部よりも鎌田かも」DFBポカール 準決勝 バイエルン・ミュンヘン-フランクフルト

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昨日に行われたDFBポカールの準決勝。タイトルまであと2つの試合ではあるが、疲労困憊のフランクフルトは長谷部と鎌田がベンチスタート、アンドレ・シウバの1トップにガチノビッチがトップ下の5-3-1-1という守備的な布陣、バイエルンはレヴァンドフスキの1トップに、2列目がペリシッチ、ミュラー、コマンを並べた4-2-3-1。

試合は圧倒的にホームのバイエルンが支配、14分にはノイアーのロングボールからレヴァンドフスキが落とし、それを拾ったミュラーのクロスをドフリーのペリシッチが決めてバイエルンがあっさり先制。

その後もフランクフルトが全くチャンスを作れず、バイエルンは好き放題攻めるも、フランクフルトGKトラップの奮闘で追加点を奪えず。後半に入ってフランクフルトが攻める場面を作るようになり、試合が膠着状態に入った後半20分、鎌田がガチノビッチに代わって投入。

すると後半23分、DFからの縦パスを受けた鎌田が左サイドでターン、ドリブルでキミッヒを交わしてチャンドラーに展開、クロスを足元で受けてから反転シュート、これは相手に当たったがこぼれ球をダ・コスタが押し込んで同点に追いつく。

鎌田はその直後にもアンドレ・シウバにスルーパスを通すなど、フランクフルトの攻撃に火を灯したように見えたが、29分にキミッヒからのパスをデイビスが受け、折返しをレヴァンドフスキが押し込み、一度はオフサイドと判定されるがVARでゴールが認められる。

その後も鎌田は、惜しいヘッドにつながるFKを蹴ったりPA付近でのクォリティを見せたが、そのままフランクフルトは追加点を奪えず試合終了。2年前は決勝でバイエルンに勝利したが、今期は選手層の問題もあって力を出し切る事無く敗退となってしまった。

ターンオーバーのために出場時間は25分のみだったが、出場後は随所にクォリティを発揮、明らかに疲れはあったがもはやフランクフルトの攻撃にとって欠かせない選手となっている。出来れば今シーズン中にもう1段階化けて欲しいね。

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