「オランダ人監督対決の舞台でスター・リバウドが輝く」98-99シーズン リーガ・エスパニョーラ第22節 バルセロナ-レアル・マドリー

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昨日は、DAZNでアップされていた98-99シーズンのエル・クラシコを観戦。この当時は中田がペルージャに移籍した時で、試合を見るためにベランダにCSアンテナを買って立てた事を思い出す。

ファン・ハール監督率いるバルサは、クライファート、リバウド、フィーゴの3トップに、アンカーにグアルディオラが入った4-3-3、対するレアルは監督がヒディンクで、モリエンテスとミヤトビッチの2トップ、トップ下にラウルが入った中盤ダイアモンドの4-4-2。

試合はまず前半4分にクライファートのドリブルからのクロスに走り込んだルイス・エンリケが押し込んでバルサが先制する。その後もレアルの出来はパッとせず、20分にはロベルト・カルロスがフィーゴに後ろからのタックルで一発レッド、なんと退場してしまう。

レアルはセードルフが精力的に動いて基点を作ろうとするが、バルサはリバウドのキープ力、グアルディオラからフィーゴに展開する攻撃で対抗、26分にはフィーゴがドリブルでヤルニを振り切り、クロスをまたもルイス・エンリケが頭で流し込んで2点目。

レアルは後半からグティとサビオを入れ、早々にイエロの惜しいFKを見せると、バルサにボールを保持されながらも、後半16分、18分と立て続けにカウンターからサビオのクロスという惜しい場面を作る。

バルサも後半31分にCKからのこぼれ球をルイス・エンリケが足で押し込んでハットトリックかと思いきや、オフサイドでノーゴール。しかし後半36分、クライファートからの浮き球パスをリバウドが足元で巧みにキープ、イバン・カンポのマークを振り切りファーに流し込むシュートを決めて3点目。

レアルは最後の意地で残り時間を攻め立てるが、そのまま3-0で試合終了。以前みたRe-Liveのクラシコはロナウジーニョ劇場だったが、こちらはリバウド劇場。精彩を欠いたレアルは、このシーズン途中でヒディンクを解任、その後はペレス氏が会長に就任、デル・ボスケ監督の元で銀河系軍団を編成するまで低迷が続いたのであった。

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