昨日は新型コロナウィルス関連で、サッカー界にとって大きなニュースがありました。
1つは、もう皆さんご存知のようにJFAの田嶋会長が新型コロナウィルスに感染したというニュースです。
JFA・田嶋会長、新型コロナ陽性 トップの感染…J再開時期、代表活動への影響不回避― スポニチ Sponichi Annex サッカー
この一報が届く前に、JFAハウス内で感染者が出た疑いがあるというニュースがツイートされて騒然となってましたが、まさか会長だったとはさすがに想像してませんでしたね。
JFAハウスにコロナ感染者疑い Jリーグ会見中止 https://t.co/0GgKr38i2B
— ニッカンサッカー (@nikkan_soccer) March 17, 2020
そして、田嶋会長だけではなく、スイスサッカー協会とセルビアサッカー協会の会長も次々に感染した事が判明しています。
スイスサッカー協会の70歳会長がコロナウイルス感染。現時点で症状は軽微 | フットボールチャンネル
セルビアサッカー協会会長が新型コロナ感染…国内リーグは無観客で続行(SOCCER KING) – Yahoo!ニュース
別のニュースで、田嶋会長が2/28からの海外出張でのスケジュールを述べておられますが、セルビア、スイス協会長は3/3のUEFA総会に出席されており、そこで「皆さん、ハグ、握手、ビズなども行って」いた事がクラスターになった原因である事は間違い無さそうです。
新型コロナ陽性の田嶋会長 JFAからステートメント「元気です」、行動履歴も説明― スポニチ Sponichi Annex サッカー
3/5になでしこの試合を視察、翌日にはニューヨークに滞在した模様ですが、3/3に感染したと考えるとなでしこに移した可能性は低いでしょう。帰国してからの会議出席者が心配ですが、JリーグチェアマンとJFA原副会長とは直接の接触が無かったのは良かったです。
村井チェアマンと原副理事は田嶋会長と接触なし チェアマン「現段階でJ幹部に濃厚接触者はいない」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
正直、個人的にはサッカー人としての田嶋会長を好ましく思ってはおりませんが、それとこれとは話が別ですからね。何とか無事に回復される事をお祈りしております。
そしてもう1つは、EUROと南米選手権が1年延期になったニュース。
EURO&南米選手権1年延期発表 EURO延期は史上初― スポニチ Sponichi Annex サッカー
相変わらず、JOCも安倍総理も東京五輪については予定通り開催という立場を崩していませんが、間違いなく水面下では延期の検討が重ねられているはずです。
日本国内での感染者数は漸減しつつありますが、田嶋会長のように、ヨーロッパからの帰国者やナイル川クルーズの参加者の感染が増えています。いくら日本で感染を抑えていても、各国から観戦者(感染者)が訪れると元の木阿弥ですからね。個人的には、根回し・調整の目処が付いたところで延期の発表があるのではないかと思っています。