「久保のファールゲットと右足ゴールで、マジョルカの初アウェイ勝利に導く」リーガ・エスパニョーラ第27節 エイバル-マジョルカ

スポンサーリンク

今節は16位のエイバルと18位のマジョルカの直接対決というシックスポインター。エイバルの乾は残念ながらベンチ外で、マジョルカはフォーメーションを3バックの3-4-2-1に変更、久保は右シャドーでの先発。

試合はホームのエイバルが終始ボールを支配するも、マジョルカは5-4-1の形で自陣にブロックを作り、エイバルのクロス攻撃に対して粘り強く跳ね返して決定機を作らせない。そしてボールを奪うとブディミルにロングボールを合わせ、久保は意図的に中へポジションを取り、ブディミルからのこぼれ球を拾う狙いが見える。

前半31分には、久保が右サイドでマークをドリブルでぶち抜き、逆サイドのルーマーにグラウンダーを通す良い場面を見せる。さらに前半40分、クチョ・エルナンデスからのパスを受けて倒され、起き上がってまたドリブルしたところで倒されFK、ダニ・ロドリゲスのキックが途中でコースが変わり、エイバルゴールに吸い込まれる。

さらに後半の8分にも、ロングボールに久保が抜け出したが、相手に競られてシュートまで行けず。その後もエイバルにボールを支配されながらも、カウンターで久保がフリーな位置でいる場面が何度かあるのだが、微妙にコースが合わなくて相手に奪われるシーンが続く。

後半33分に、久保がカウンターから単独ドリブルで突っ込み、これはサポートが無くて奪われたのだが、その後にポソが拾って中央に残っていた久保にパス、久保は利き足でない右足でDFの股を抜くシュート、これがゴールポストに当たってゴールイン、マジョルカが大きな2点目をゲットする。

久保は後半37分に足が攣ってしまい、新加入のキ・ソンヨンと交代。後半ロスタイムにエイバルが1点を返し、ボールをレイナが抱えて離さなかった事で揉め合いになったが、何とかそのまま逃げ切って1-2で試合終了、マジョルカは残留に向けて極めて大きな勝ち点3を手にした。

守備を固め、相手にボールを持たせてカウンターで点を取るというプランが上手くハマり、前節のヘタフェ戦で得た教訓を上手く活かし、それに久保も戦術的に良く応えた内容だった。これで残留圏まで勝ち点1、このまま調子に乗って行きたいところだ。

タイトルとURLをコピーしました