試合は後半開始から見始めたのだが、序盤はマジョルカがサルバ・セビージャのスルーパスからラゴ・ジュニオールがシュートしたりと惜しい場面は作っていたのだが、後半14分にカウンターからオフサイドを取りに行ったところで、ライージョが残ってしまいフリーでヘディングシュートを決められる。
そして後半19分にセビージャと交代で久保が投入。フェバスがボランチに下がり、トップ下がダニ・ロドリゲス、久保が右SHに入る。以下、例によって久保のプレイを箇条書き。
20分、右サイドで短いパスを受けてターン、ファールで倒される。
22分、カットインからワンツー狙いで走るがリターンパスがカットされる。
25分、左からのスローインをもらいに行き、ゴールライン際をドリブルで抜いて折返しも合わない。
26分、フェバスが外れてクチョ・エルナンデスが入って2トップになり、ダニ・ロドリゲスがボランチに下がる。
30分前後、久保には常時マークが付いていて全くボールが入らない。
34分、ラゴ・ジュニオールが下がりアブドン・プラッツ投入、久保が流れの中で左サイドに移る。
39分、久保がスペースに走ってパスをもらい、2人に囲まれるがファールをゲット。早いリスタートで久保がドリブル、折返しをフリーのヴァリエントが合わせるも大きく枠外。
44分、久保がセンターで縦パスをダイレクトで横パス、ワンツーを狙うが途中でカットされる。
45分、カウンターで久保が2人を抜きにかかるがボールはタッチラインを割る。
47分、久保が1対1でボールキープも倒され、ファールは取ってもらえず。
そしてロスタイム4分を経過して試合終了。これでマジョルカは3連敗、最下位のエスパニョールに勝ち点で並ばれ、18位と降格圏突入。
いつものごとく、久保が入ると相手チームはマークを2人付け、しかしマジョルカはその状況を囮にする事も出来ず、結局は久保がサイドに張って2人を抜いてクロスを上げるしか出来る事が無く、クロスはだいたいミスでフイにされるというパターン。
久保をトップ下に置いても、このチームで気の利いた縦パスや連携は望むべくもなく、まあこのまま降格してしまう可能性は高そうだよね。さて監督も変えずこのままでクラブは放置したままなのだろうか?