「どっちがマンUの選手か分からないぐらい、存在感が際立った菅原」UEFAヨーロッパリーグ グループL AZ-マンチェスター・ユナイテッド

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8月にAZのホームであるAFASスタディオンの屋根が強風により一部崩壊した影響で、ADOデン・ハーグ本拠地のカーズ・ジーンズ・スタディオンに場所を移して行われたヨーロッパリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦。

このスタジアムはホッケーW杯用に整備された人工芝のピッチであるため、マンUのスールシャール監督は怪我を恐れて、前の試合から8人を変え、10代の選手を多く起用するターンオーバーを仕掛けて来た。AZは名古屋グランパスからレンタル移籍中の菅原由勢が右SBの位置で先発した。

試合は序盤こそマンUのハイプレスに慌てる場面が多かったAZだが、菅原の積極的なオーバーラップでリズムが変わり、10分ごろからはAZの方がパスを繋いで中盤を作り、左SHイドリシを走らせて基点を作る攻撃が機能する。

前半の終わり頃はマンUが盛り返し、30分にはニアゾーンへ侵入したジェームズからの折返しをグリーンウッドがシュートするも、AZのフラールがナイスカバーで失点を防ぐ。菅原も終盤にシュートを放つが相手に当たって前半を終了する。

後半はまたマンUが勢いに乗って出て来るが、6分に中で触れば1点ものの菅原のダイレクトクロスがチャンスを演出する。そのすぐ後には、PA内でジェームズがハンドをしたかに見えたが、まだELのグループリーグではVARが導入されておらず見逃される。

14分には菅原のアウトサイドパスからワンツーを受けてサイド突破、ダブルタッチで仕掛けてCKゲット。さらに25分には菅原が絡んだ攻撃から最後は左SBのウィンダルが強烈なミドルもデヘアがセーブ。

後半40分にAZはデ・ウィットに代えてハツィディアコスを投入、菅原が1列上がってSHの位置でプレイしたが、その後は特に試合の動きは無くそのままスコアレスドローで試合終了。AZはヨーロッパリーグ2試合で2引き分け、勝ち点2のグループ3位につけている。

菅原については、同い年でマッチアップしたマンUのブランドン・ウィリアムズに対しては、どっちがマンUに所属しているのか分からないぐらい存在感で圧倒していた。

つーか、今までの日本人SBだと1対1でのポジショニングがおかしかったり、ボールを受けたがって妙に中へ入ってバランスを崩したりするシーンが多かったんだけど、菅原はちゃんと攻守でバランスを取った位置でプレイ、トラップや縦パスといった技術面でもおよそミス無くプレイ出来ていた。

近年、ユース世代から海外でプレイする選手が増えているけど、やはりゾーンディフェンスをベースとした戦術意識、ポジショニングが刷り込まれているからこそ、すんなり海外のチームに溶け込む事が出来ているのだと思う。

明らかな線引きは出来ないが、東京五輪よりも上の世代と下の世代とでは、根本的に戦術に対する親和度に大きな差があるように思っている。中島翔哉が、戦術理解度に懸念を抱く最後の選手になるのではと淡い期待を抱いているのだが・・・

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