昨晩は、休養日から明けたツール・ド・フランスを見ていたわけですが、特に大きな動きは無かったのでアジア二次予選の組み合わせ抽選会について少し。
もちろん抽選会はリアルタイムで追えてなかったのですが、抽選会のドロワーが全てあのティム・ケーヒルがやったという事で、Twitter上ではざわついていたようですね(笑)。
ケーヒル氏が全て引くのか… pic.twitter.com/ioBTfdXN2y
— kaketan@本田△次第 (@kake_tan) 2019年7月17日
そして結果は以下の通り。
●グループA
中国、シリア、フィリピン、モルディブ、グアム●グループB
オーストラリア、ヨルダン、チャイニーズ・タイペイ、クウェート、ネパール●グループC
イラン、イラク、バーレーン、香港、カンボジア●グループD
サウジアラビア、ウズベキスタン、パレスチナ、イエメン、シンガポール●グループE
カタール、オマーン、インド、アフガニスタン、バングラディッシュ●グループF
日本、キルギス、タジキスタン、ミャンマー、モンゴル●グループG
UAE、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア●グループH
韓国、レバノン、北朝鮮、トルクメニスタン、スリランカ
明らかに「死のグループ」になったのは、イランとイラク、バーレーンが同居するグループC。二次予選のレギュレーションでは、グループ2位の場合は成績上位4チームのみが予選通過となるので、単純にグループに強い相手がいると不利になるため、二重の意味で厳しい組み合わせです。
さらにグループCには、本田圭佑が率いるカンボジアが入ってしまいました。もはや予選通過は絶望的な状況ではありますが、その中でどんな試合を見せてくれるのか楽しみではあります。
面白いのはグループG。4カ国が東南アジアの国で、そこに場違いのようにUAEが入った組み合わせ。移動を考えると、タイヤベトナムに十分チャンスがあるグループだと言えます。そして韓国と北朝鮮の対戦になったグループHと、ケーヒルの決定力はドローでも発揮されていると言えますな。
そして日本は、実力的には比較的楽な組み合わせ。キルギスはアジアカップの決勝トーナメントに残っているので侮れませんが、第2ポットの中では一番力が劣る相手。タジキスタンもアジア予選で連勝しているので、油断は禁物ですが悲観する要素はありません。
その代り、ジャーナリストやサポーターの方々にとっては渡航費や滞在費、食事やホテルの環境という面では過酷な国が勢揃いで、Twitterでケーヒルと検索すると嘆き節が大量に掘り出されます(笑)。
いやほんとアジア二次予選の組み合わせが決まった瞬間は頭の中でケーヒルに何発カンバルーパンチを浴びせたか覚えてないけど、結局は苦労も楽しんだもの勝ちなので、切り替えて前向きに取材計画を立てて行こうと思います。で、取材を断念する試合が出たら察してください。笑
— 河治良幸 (@y_kawaji) 2019年7月17日
予選のスタートは9月から。レベルが低いとか何とか言われますけど、失うものがないコパ・アメリカとは違い、やはり国を背負って戦うプレッシャーは別物。日本は若手が増えているだけに、気を引き締めて臨んで欲しいところですな。