「長谷部と久保の日本人対決だったが、予想以上に攻守の絡みが薄かった」ドイツ・ブンデスリーガ第26節 フランクフルト-ニュルンベルク

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現在公式戦3試合連続シャットアウトと、長谷部が率いる守備が好調なフランクフルトと、最下位にあえいでいるニュルンベルクとの対戦。

フランクフルトは長谷部が3バックのセンターで連続出場、フォーメーションは3-1-4-2で2トップはヨビッチとパシエンシア。対するニュルンベルクは久保が右SHに入った4-1-4-1の形でスタート。

試合開始3分、ニュルンベルクは久保が繋いで右からのクロスに、長谷部の裏へ飛び込んだベーレンスがフリーでヘディングもバーの上と、せっかくノコノコやって来た決定機をものに出来ない。

その後は当然のようにフランクフルトが試合をコントロール。長谷部に対してはニュルンベルクの1トップ、イシャクがマークをするのだがあまりプレスは強くなく、比較的自由にビルドアップが出来る状態。久保は自陣でゾーンを作り、攻撃に転じると何とか中継役として仕事をしている状況。

すると前半30分、フランクフルトは中盤でボールを奪うとそのままの流れでCBのヒンテレッガーが前線に上がり、ヨビッチのパスからコスティッチがクロス、これにヒンターエッガーが合わせて先制点をゲットする。

その後、カウンターから久保がPA付近で前を向くチャンスはあったのだが、ボールを持っているうちに詰められシュートは相手に当たってしまう。久保は後半8分にも左サイドからの折返しを左足でボレーも、シュートはわずかに枠を外れてしまう。

そこからはフランクフルトが再び試合をコントロール、13分には右からのクロスにパシエンシアがヘッドもクロスバー。ニュルンベルクも後半37分にロングスローからベーレンスのシュートという場面はあったが、そのまま試合は動かず試合終了。

リーグ3位のボルシアMGが引き分けたため、フランクフルトは4位ながら勝ち点1まで詰めた。チャンピオンズリーグ圏内は十分狙える状況で、まだまだサポーターの熱狂は続きそう。ニュルンベルクはプレーオフの対象である16位まで勝ち点7。次節からは残留争いのライバルであるアウグスブルク、シュツットガルトとの連戦。ここで連勝出来なければ降格は必須だろう。

長谷部にとっては余裕の試合で、ほとんど疲れは無さそう。久保は良い場面はあったがあまりにも攻撃に関与する回数が少な過ぎるし、もっと強引に勝負しても良いのではないかと思う。代表からも遠ざかっているので奮起を期待したいところだが・・・

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