昨日から家の光モデムが完全にイカれてしまい、ネットワーク環境が死亡。当然DAZNは見られないわけで、録画してあった川崎対東京の試合を観戦。こういう時にオンデマンドは困るよね・・・
さてディフェンディングチャンピオンの川崎フロンターレの開幕戦は、FC東京との多摩川クラシコ。川崎は1トップが新加入のレアンドロ・ダミアン、2列目が家長、中村憲剛、小林悠の4-2-3-1で、FC東京は永井とディエゴ・オリヴェイラの2トップ、東と久保がサイドハーフに入った4-4-2のフォーメーション、
試合は、まず前半4分に久保が左サイドをダブルタッチで突破、得意技であるライン際での切れ込みで見せ場を作るが、10分過ぎから川崎が完全にボールを支配する。が、中をガッチリ固めたFC東京に対してシュートを打つには至らない。前半30分に、ようやく川崎が東京陣内でパス回しから、最後は小林がシュートもわずかに左へ外れる。
そこまで圧倒されていた東京も、久保を中心に反撃する機会を作り始める。まず前半36分に、カウンターから久保のワンタッチロングパスで永井が抜け出すも、ギリギリシュートまで持っていけず。38分には家長とのヂュエルを制してロングスルーパスもゴールキーパーにカットされ、40分には右サイドからの久保の強烈なFKがゴールポストに当たるなど、前半の終わりは完全に久保ショーとなる。
しかし後半は圧倒的川崎のペースで始まり、15分までにシュート6本、3回もの決定的なチャンスを作るも得点できない。東京は、川崎のサイドに張った基点に対してはSBが素早くマーク、その動きでCBとの間に出来るニアゾーンのスペースはSHが埋める守備組織が徹底されており、久保も良く戻ってデュエルしている。が、さすがに消えがちになった後半30分に交代。
その後は、川崎が終始ボールを握りながら小林悠のボレーなどチャンスは作るのだが、何度もFC東京GK林の好セーブに阻まれるなど、東京も粘り強く守りながらカウンター送り出し、3分間の後半ロスタイムもゴールネットは揺らせず、結局開幕戦の多摩川クラシコはスコアレスドローの結果に終わった。
長谷川監督が、珍しく久保の事を褒めていたが、ちょっと誇張されすぎている感はあるものの、ここに来て体が出来て来たのか、簡単に当たり負けする事が無くなり、マッチアップする機会が多かった家長に対してもデュエルで五分以上の戦いを見せていた。夏にはバルサに戻ることが既定路線と言われているが、それまではガンガン日本で見せ場を作って欲しいね。