「”自分たちのサッカー”再来の森保ジャパン、復活のヒントはロシアにあり?」アジアカップ グループF 日本-トルクメニスタン

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いや、確かに昨日はアジアカップはそんなに簡単では無いとは書いたけど、ここまでトルクメニスタン相手に苦労するとはさすがに予想外だった(苦笑)。

とにかく前半の日本はあまりに酷かった。トルクメニスタンのフォーメーションは5-4-1で、1トップのオラズサヘドフを残して9人でコンパクトなゾーンを作り、日本がアタッキングサードに入ったらマンマークに移行する守備。

当然、ゾーンの間で待つ日本の2列目、原口、南野、堂安に対しては、トルクメニスタンの守備陣は常に縦パスを狙っていたんだけど、日本は馬鹿の一つ覚えのように、ひたすらそこに縦パスを入れては危険なカウンターを受ける始末。

しかも、そのカウンターに対する守備も無茶苦茶で、柴崎と冨安のダブルボランチはしょっちゅうバイタルを放棄してあちこちフラフラと動き回り、長友はDFラインをフォローするでもなくタイミングを見てオーバーラップするでもなく、中途半端に高い位置でウロウロしては慌てて守備に戻るのみ。

前半26分に先制点を決められた場面では、ボールを奪われた時に冨安は何故か右サイドの高い位置に張っていて、柴崎も攻撃参加していてバイタルに誰もいない。ガラガラのスペースをドリブル突破されて、アマノフには誰も詰められずフリーな状態でミドルをズドンと決められてしまう。

さらに前半35分、権田がかろうじてセーブした決定機の場面を見ても、柴崎と冨安はボールサイドに寄ってしまって、見事にその間にパスを通されている。当然バイタルに人はおらず、原口が追っかけるが間に合わずアタイエフはフリーでシュート。いや、これはかつてのザック・ジャパンが戻って来たかと感慨深かったよ(笑)。

さすがにハーフタイムで森保監督が修正するかと思ったら、早速後半3分に冨安が右サイドを駆け上がった状態でボールを奪われ、あわやカウンターを食らいかける。7分にも、吉田が攻撃参加した時に冨安はラインをカバーせず、中途半端にパスコースを消しに行って後ろは槙野1人。ようやく冨安がバイタルのスペースを意識するようになったのは後半20分になってからだった。

日本は後半34分に、北川のロストからカウンターを食らい、権田が相手を倒してPKを与えてしまうが、これはさすがに槙野が悪い(笑)。ボーッと自陣の深い位置で突っ立っていて、ラインを上げるでも無く相手をマークするでもなく、慌てて追いかけるも間に合わず。権田もPKのコースは読んでいたので止めて欲しかったけどね。

セルジオ越後と意見が同じなのは嫌なんだけど(笑)、後半は日本が何か修正したと言うよりは、相手が疲れて中盤のスライドが間に合わず、マンマークで追いきれなくなってサイドにスペースが生まれたのと、大迫の個人技のおかげである。堂安の3点目が称賛を受けているが、あんな真ん中でのゴリゴリシュートより、5バック相手にはもっとサイドから執拗に攻める意識をチームが共有しないといけない。

そのためには、SBを高く上げたビルドアップやアンカーからの展開が重要なのだが、冨安はDFがボールを持ってもビルドアップには全く関与せず、相手のボランチにマークされたまま突っ立っていた。まだ柴崎のほうがボールをもらいに下がってきたり、アンカーらしいプレイを見せていたのは皮肉である。

多少なりともアンカーとしての経験を持っている青山ではなく、普段はクラブでCBとしてプレイしている冨安をボランチで先発させたと聞いて嫌な予感はしたのだが、ここまで戦術的な指示が出されていなかったのは驚いた。この試合の守備陣は総じて悪かったのだが、ある意味彼らは森保監督の被害者である。森保監督は戦術的には西野氏よりもマシかなと思っていたけど、4バックに関しては同レベルである事を露呈してしまったね。

これから日本がアジアカップを勝ち抜くためには、ロシアでの西野ジャパンと同様に、選手たち自身で戦術を整備し、コンビネーションを作っていくしか方法が無いのかもしれない。だが今回は長谷部がいないし、ゾーン・ディフェンスのセオリーを理解している選手が少ないだけに、森保ジャパンの前途は多難である。

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2019/01/10 | 日本代表

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