「お疲れスイス、中盤スカスカでポルトガルにやられ放題」カタールW杯ベスト16 ポルトガル-スイス

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今朝、ブラジル対クロアチアの死闘を見たところだけど、先にこちらの試合レポートを上げておく。

カタールW杯ベスト16最後の試合は、グループHを首位で通過したポルトガルと、グループGを2位で通過したスイスとの対戦。

ポルトガルは、ここまでグループリーグ全試合に先発していたクリスティアーノ・ロナウドがベンチ、W杯やユーロで先発を外れるのは14年ぶりだそうだ。フォーメーションは4-3-3で、3トップはジョアン・フェリックス、ゴンサロ・ラモス、ブルーノ・フェルナンデスが並ぶ。対するスイスは、一見すると3-1-4-2でエンボロとシャチリの2トップに見えるが、DFが4枚になったりする事も多く、かなり流動的な形。

前半17分、そこまでどちらもビッグチャンスは無かったのに、スローインからジョアン・フェリックスのボールを受けたラモスが反転からニアハイを撃ち抜く強烈なシュートを決めてポルトガルが先制。

そこからスイスが前に出る姿勢を見せるが、DFラインとの距離が空いてポルトガルがあっさり前線のポストプレイからカウンターの形に持ち込む事が多くなり、スイスの攻撃に迫力が生まれない。30分に、エンボロが受けたファールからシャチリがFKで狙うが、わずかに右へ外れる。逆に33分、ポルトガルはCKからぺぺがドンピシャでヘッドを決めて追加点。

後半も先に点を取ったのがポルトガル。右SBダロトの縦突破からの折り返しをニアでラモスが合わせてドッピエッタ。さらに10分、ポルトガルが左サイドからジョアン・フェリックスのスルーパスを経由して最後はゲレイロが決めて4点目。

直後にスイスがCKからファーに流れたボールをアカンジが押し込み1点を返すが、反撃もそこまで。後半22分にGKからのボールでど真ん中を破られ、ジョギングしか出来ない守備を後目にラモスがハットトリック。

後半28分にラモス、ジョアン・フェリックス、オタビオがお役御免、ここでクリスティアーノ・ロナウドが入る。クリロナは39分にDFラインの裏を取ってゴールを決めたがオフサイド。後半ロスタイムに左からカットインしたレオンがファーサイドに狙いすましたゴールを決めて6点目、そして試合終了。

3戦目の韓国戦をターンオーバーしてレギュラーを温存していたポルトガルと、3戦ともほぼメンバー固定だったスイスとの違いが思ったよりも大きかった。失点後、スイスは前がかりになった状態で中盤スカスカ、ポルトガルのラモスがハットトリックしたが、これで一気にスター誕生とは評価が早すぎる。とは言え、ベスト8の相手はスペイン相手に120分戦ったモロッコだし、さっさと楽な展開に持ち込みたいところだろう。

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