「自慢の攻撃陣が行方不明でボコボコのフランクフルト、長谷部が必死に整え勝ち点1」ドイツ・ブンデスリーガ第21節 ライプツィヒ-フランクフルト

スポンサードリンク

現在リーグ4位のライプツィヒと、勝ち点差は5と開いているが5位に付けているフランクフルトとの直接対決。フランクフルトはアウェイだが、チャンピオンズリーグを狙うためには負けると相当厳しくなるシックスポインター。

ライプツィヒはいつもの4バックではなく3-1-4-2のフォーメーションで臨み、フランクフルトはドルトムント戦と同じメンバーの3-4-1-2。長谷部はもちろんリベロでスタメン、アブラアムが怪我でヒンテレッガーを右CBで引き続き起用。

試合はどちらもコンパクトな守備から、ボールを奪うとすぐに前線へとボールを運ぶ意識が強く、非常に目まぐるしい展開で始まる。が、フランクフルトは前線の3人へアバウトに蹴る形ばかりで、3バックとアンカーで数的優位を保つライプツィヒの守備を敗れず、逆にライプツィヒはWBを基点に使ってスムーズなカウンターを見せている。

前半15分頃からはライプツィヒがセカンドボールを支配、サイドから連続攻撃を仕掛けられると、長谷部の対応もカバーしきれずPA内に何度もボールを運ばれるが、フランクフルト守備陣の体を張った粘りで得点を許さない。

後半になるとホームのライプツィヒがさらにアクセルを踏み込み、5分には右サイドからのアーリークロスをハルステンベルクがGKよりも先に触ってヘディング、ギリギリ枠外という決定機を作る。7分にはカウンターからスルーパスも長谷部が間一髪でカバーする。8分にもPA内サイドからの折返しを長谷部が何とかカット。

フランクフルトはせっかくボールを奪っても、前線の3人にボールを受ける動きが無くてマークで消され、中盤からのつなぎであっさりミスになる事が多く、ずっと守備に戻るターンが続いて守備陣にとっては息をつく暇も無い苦しい展開。

後半15分にもセットプレイから連続して決定的なシーンを作られてしまうと、21分にはザビッツァーのミドルがポストに当たってGKトラップの体に当たり、ヴェルナーがこぼれ球に詰めるもトラップがかろうじて手に当て、何とか失点を免れる。

ずっとチャンスが作れなかったフランクフルトは、後半42分にカウンターからヴィレムスのスルーパスからガチノヴィッチが抜け出してシュートもサイドネット。その後は特に動きはなく、結局スコアレスドローで試合終了。

時々ハラーが孤軍奮闘でボールをキープしていた以外は、ヨヴィッチもレビッチもいったいどこにいたのというぐらい、フランクフルトご自慢の3トップが完全に消され、全く仕事が出来なかったことを考えると、勝ち点1を取れた事は非常にラッキーだった。

ライプツィヒが攻守両面、チーム全体で戦術がデザインされているのに対し、フランクフルトは攻撃は前線3人の個人能力頼み、守備は長谷部のラインコントロールと読み頼みである事が露呈してしまった感がある。ヨーロッパリーグ優勝やチャンピオンズリーグ出場権を狙うのであれば、この試合を糧にしてもう一段のレベルアップをしないとね。

スポンサードリンク

↓よろしければ、応援の2クリックよろしくお願いします。

サッカーランキング
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

関連記事

「フランクフルトは逆転勝利も、鎌田は2度の決定機で結果を出せず」ドイツ・ブンデスリーガ第3節 フランクフルト-デュッセルドルフ

ヨビッチ、ハラーに加え、レビッチまでもがミランへの移籍が決まり、昨シー...

記事を読む

「大迫は、とうとう”大迫にパスを出す大迫”を育てる決心をしたのかも?」ドイツ・ブンデスリーガ第3節 ブレーメン-アウクスブルク

怪我人が続出して守備崩壊、開幕から2連敗と最悪のスタートとなったブレー...

記事を読む

「大迫がボールを繋ぎ、得点まで決めてもブレーメンが勝てない理由」ドイツ・ブンデスリーガ第2節 ホッフェンハイム-ブレーメン

前節の開幕戦はデュッセルドルフに1-3で敗戦、厳しいスタートになってし...

記事を読む

「鎌田はシント・トロイデン時代から本当に成長を遂げたのか」ドイツ・ブンデスリーガ第1節 フランクフルト-ホッフェンハイム

既にヨーロッパリーグ予選を戦っているフランクフルトのリーグ開幕戦。長谷...

記事を読む

「せっかく1トップで起用されたのに、結局ズルズルとポジションを下げられてしまう大迫」ドイツ・ブンデスリーガ第1節 ブレーメン-デュッセルドルフ

ブレーメンは大迫の1トップに、シャドーがラシツァとヨハネス・エッゲシュ...

記事を読む

新着記事

「”トップ下の守備”というババ抜き合戦は、神戸に軍配が上がる」天皇杯 ベスト16 ヴィッセル神戸-川崎フロンターレ

神戸は3-1-4-2、川崎が4-2-3-1のフォーメーションで、一見す...

記事を読む

「南野は2アシストを気を吐くが、奥川は試合に入れず、伊東は経験&準備不足を露呈した日本人対決」グループE ザルツブルク-ゲンク

南野と奥川が所属するザルツブルクと、伊東が所属するゲンクのチャンピ...

記事を読む

「吉田はベテランらしく、アジア帰りもまずまずまとめてクリーンシート」イングランド・プレミアリーグ第5節 シェフィールド・ユナイテッド-サウサンプトン

結果から言うと、サウサンプトンがシェフィールド・ユナイテッドとのアウェ...

記事を読む

「乾のように心を入れ替えられるか、これが中島にとってラストチャンスかもしれない」ポルトガル・プリメイラリーガ第5節 ポルティモネンセ-ポルト

鹿島から安西、鳥栖から権田、そして徳島から藤原と3人の日本人選手を獲得...

記事を読む

「冨安はお疲れモードでミス連発、しかしチームは数的優位から大逆転」イタリア・セリエA第3節 ブレシア-ボローニャ

国際Aマッチウィーク明けのセリエA第3節。1勝1分のボローニャはここま...

記事を読む



蹴閑ガゼッタ(旧TOP)
RSSフィード
PAGE TOP ↑