「佐野が2点に絡み塩貝は同点ゴールも、小川は多数の決定機を活かせず」オランダ・エールディビジ第16節 テルスター-NEC

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現在アヤックスよりも順位が上の3位と好調なNECは、最下位のテルスターと対戦。NECは3-4-2-1のフォーメーションで、小川が1トップ、佐野航大が左インサイドハーフで先発。今回は時系列で書いてみる。

  • 11分、右サイドから佐野のクロスに小川がヘッドもGKキャッチ。
  • 15分、スルーパスに小川が抜け出そうとするもシュートまで行けず。
  • 20分、右からのクロスに小川がフリーでヘッドも相手GKファインセーブ。
  • 21分、テルスターが右サイドでフリーで抜け出しクロスに飛び込まれ失点。
  • 42分、縦パスを受けた佐野がトラップからターンしてマークを振り切って小川にパス、小川のポストから左へ流してクロス、これにリンセンが飛び込んでゴール、NECが同点に追いつく。
  • 後半14分に小川に代えて塩貝投入。その直後に、テルスターは横パスに飛び込んできたハルデフェルトが芸術的なトラップからアウトにかけたボレーを叩き込んでまたリード。
  • 21分、シュートブロックに入ったサンドレルの腕にシュートが当たったというVAR判定でPK、しかしヘトリのキックはNECのGKゴンサロが止め、こぼれ球のシュートも弾くビッグセーブ。
  • 31分、左サイドでポケットへ動いた佐野がまたトラップでマークを剥がし、ライン際から折り返しをニアで塩貝が押し込み同点。
  • 45分、塩貝が折り返しをシュートする場面があったが上手くヒットせず。
    後半ロスタイム7分もスコアは動かず2-2で試合終了。

佐野はどちらの得点も相手を剥がすトラップから絶妙のチャンスメイク。小川に対してもアシストが2つ付けられる正確なクロスを上げるなど好調ぶりを発揮。間違いなく兄弟でW杯へ行ける実力がある。逆に小川は、たくさんあった決定機を決められず。高さはあるけど、ポストの確実性やスピードが物足りない。塩貝は今のところワンタッチゴーラー以上の何かは無いので、本大会は難しいか。

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