今期フランクフルトに移籍して、開幕からスタメンの座を勝ち取っている堂安。2戦目のホッフェンハイム戦でも4-2-3-1の右SHで先発。
早速前半17分に、スローインから中でパスを受けてターン、左足で巻いて落とすシュートをゴール左上に決める堂安の完璧なゴールで先制点。27分にはフランクフルトが右サイドでボールを奪ってサイドチェンジ、バホヤがキープして折り返しをフリーの堂安が押し込みドッペルパック。
前半ロスタイムにも堂安が中へ切れ込みながらダイレクトパスを2つ通し、最後はシャイビがシュートもGKに当たって決まらない惜しいチャンス。後半6分にシャイビのダイレクトサイドチェンジを受けてスルーパス、ニアに入ったウズンが決めて、これで2G1A。
その後はフランクフルトもさすがにDFがラインを下げてホッフェンハイムにボールを支配されるが、後半ロスタイムにプロメルにミドルシュートを決められただけで、1-3で試合終了。フランクフルトは開幕から2連勝でバイエルンに次ぐ2位でのスタートとなった。
堂安が大活躍出来た理由は、ひとえに今期のフランクフルトの戦術にある。フォーメーションは4-2-3-1でハイライン、前線が絶え間なくプレスをかけて相手にライン裏へのボールを出させない。スピードと高さが無いので間延びして孤立すると苦しいが、これだけコンパクトで味方が近いと堂安の良さが生きる。
試合開始直後は、右SBクリステンセンとの連携が取れずに堂安が上がった裏のスペースを使われたが、右ボランチのラーションがカバーに入った事でバランスが良くなった。現在売り出し中の19歳、トルコ代表のウズンは守備をするしパスセンスもあり、堂安との相性が非常に良い。
9/19からはCLが始まって初戦のガラタサライ戦を迎えるが、リーグ戦はもちろんこちらも楽しみである。
