明日の火曜日にW杯アジア3次予選で日本と対戦するオーストラリアが、先日に中国と対戦した試合を観戦。
オーストラリアは3-4-2-1のフォーメーションで、サイドのWBが高い位置に上がって基点を作り、ニアゾーンにシャドーが飛び込んで崩すという、日本と良く似た形の攻撃スタイル。中国は4-4-2の形。
オーストラリアがボールを支配するも、中国は前半20分にGKからのフィードをオーストラリアCBがヘッドで返したボールを謝文能がカット、そのままPAへ持ち込みゴール右に決めて先制点。
その後も圧倒的にオーストラリアが攻める展開ながら、中国は粘り強い守備で対抗、時折カウンターのチャンスを作って中国のペースに見えた。しかし前半ロスタイム、オーストラリアが左サイドでFKを得ると、CBのミラーがヘディングを決めて同点。
後半の立ち上がりは中国が積極的に前へ出てきたのだが、逆にオーストラリアは後半7分にグッドウィンがバイタルでマークを剥がしてゴール左にミドルシュートを決めて逆転。中国は反撃するかと思いきや、前半からのハイペースがたたってラインを上げられず防戦一方。
オーストラリアは後半ロスタイムにカウンターからの折り返しを中国DFがクリア、それを拾って最後はヴェルピレイが押し込んでダメ押しの3点目、そのまま3-1で試合終了。
まあオーストラリアのセットプレイは怖いけども、CBはスピードが無くてハーフカウンターが効きそうだし、おそらく相手が5バックで守備的に来る中で、いかにして良い形でボールを奪って素早く攻めきるかが試合のポイントになりそうだ。