先日のブンデスリーガ開幕戦で、途中交代でデビューを飾ったチェイス・アンリ。ミッドウィークに行われたDFBポカールの1回戦では先発フル出場、5-0のクリーンシートでの大勝に大きく貢献した。
シュツットガルトのフォーメーションは4-2-3-1で、チェイス・アンリは右CBで先発。相手が2部の15位にいるチームとあって力量差は明白、シュツットガルトが圧倒的にボールを支配してチェイス・アンリの出番はそれほど多くなかったが、空中戦5回中4回勝利、タックル1回、クリア4回と対人ではほぼ完勝。純粋にヨーイドンからの競り合いでは危ない場面もあったが、粘り強い対応でカバー出来ていた。
攻撃面では、パス成功率90％（84本中76本）とスコア自体は良い数字だが、チャレンジングな縦パスやサイドチェンジはそれほど多くなく、無難に左CBや右SBへの横パスが多くて慎重にプレイしていた事が伺える。この辺は、もっとチームに慣れてくれば向上して行きそうだ。
シュツットガルトのブンデスリーガ次節は佐野海舟がいるマインツとの試合だが、CBに怪我人がいる事もあってヘーネス監督はチェイス・アンリの先発を明言している。是非とも活躍してもらって、トップチームレギュラーの座を掴んで欲しいね。
