「フランスを避けて日本を選んだことを後悔させよう」パリ五輪サッカー男子 準々決勝スペイン戦展望

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グループDを3戦全勝で1位突破した日本は、準々決勝でグループCを2位で通過したスペインと対戦します。

グループCでは、スペインも日本と同様にウズベキスタン、ドミニカ共和国と連勝して決勝トーナメント進出を決めた後、3戦目のエジプト戦ではメンバーを10人入れ替えて1-2で敗れ、フランスの山を回避するという舐めた真似をしてくれました。当然、日本としてはその選択を後悔させねばなりませんよね。

スペインの試合を直接見ていないので、今大会のスペインがどういうチームなのかは良く分かりませんが、どのみち日本がポゼッションで劣勢になって自陣で守る時間帯が長くなるのは確実でしょう。小久保神に頑張ってもらって、日本がカウンターかたワンチャンを狙う展開になるのは間違いありません。

ウズベキスタン戦の公式データを見ると、スペインのフォーメーションは4-2-3-1、OAでルイス・アベルの1トップに、セルヒオ・ゴメスが左SH、ミランダが左SBに入った並びになっており、日本にとっての右サイドでの攻防が鍵になりそうです。従って日本のフォーメーション予想は以下の通り。

     細谷
斉藤        佐藤

  三戸    山本
     藤田

大畑 高井  木村 関根

 小久保玲央ブライアン

相手の左が強力なので、線が細い山田よりも運動量と馬力のある佐藤を右ウイングに置くほうが良いと思います。もちろん平河が復調すればそれに越したことはないですが。日本のキーマンになるのは、やはり藤田と細谷。どちらもスペインはマークして来そうですが、少ない攻撃機会を活かして相手DFの裏を取るカウンターで得点をもぎ取りたいところ。

試合開始が日本時間の24時、現地は午後5時開始となるので、予想気温30度、日差しが照りつける暑い中での試合になりそうです。コンディション面ではイーブンですが、暑さ耐性とスタミナでは日本に強みがあるので、とにかく無失点で後半まで持ち込みたいところです。

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