「攻撃的な3バックは絵に描いた餅で終わるのか」北中米W杯アジア2次予選 ミャンマー戦展望

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既に2次予選突破は決めている日本代表ですが、11月から始まる最終予選の組分けを優位にするためにも、今日のミャンマー戦にはきっちり勝って1位突破を確定させたいところでしょう。

ミャンマー戦のスタメンは、森保監督が前日の記者会見で「攻撃的な3バックを試す」と語っていたように、3バックにしてくる可能性は高いと思っています。日本がアジアで戦う場合、相手は5バックで守備を固めてロングボールを蹴って来るチームが多くなり、三笘や伊東純也がいればいいのですが、彼ら不在だと日本はサイドを1人で崩すのが難しく、どうしてもSBが攻撃参加しないといけなくなって来ます。

そうなると手数が増えて攻撃のスピードが遅くなり、DFラインのサイドが空いてカウンターを受けやすくなるので、WBが左右の高い位置に張る3バックは5バック対策の1つの有効手段になり得ますからね。まあ、森保ジャパンは人を並べて戦術は選手にお任せなので、そうそう上手く行くとは思えませんけどね(苦笑)

では3バック想定のスタメン予想。

    上田
 南野    久保

相馬      菅原

  鎌田  遠藤

 伊藤 谷口 板倉

    大迫

前線は好調な選手を中心に選択。3バックのDF陣はいろんな組み合わせが考えられますが、ポイントは伊藤洋輝。代表ではSB起用が多くてアジアのアジリティに苦戦してましたが、CBなら高さと精度の高いフィード力が活かせそうです。

攻撃では、やはり相馬と菅原のWBがポイント。WBでは前田、堂安の起用も可能性があるでしょう。南野と久保はインサイドでも仕事ができるので、鎌田を軸に攻撃を組み立てつつ、良い形でWBが絡んで相手を外に引き出してから、中できっちり仕留めたいところです。

果たして”攻撃的な3バック”が新たなオプションになるのか、はたまた絵に描いた餅で終わるのか。全然機能せずに後半からいつもの4バックに戻すような展開にはならないで欲しいところですな。

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