ほとんどのお客さんが久保目当てなのだろうが、平日の国立競技場に4万人もの観客を集めて行われた、ソシエダとヴェルディの親善試合。AbemaTVで中継をやっていたので観戦。
ソシエダはユーロに出場する選手を欠き、ヴェルディもJ1のリーグ戦が週末にある中で若手主体のメンバーになった状況での親善試合。久保はもちろん4-3-3の右ウイングでの先発、対するヴェルディは3-4-2-1の形でスタート。
試合は、自陣から徹底してマイボールをつなぐソシエダに対し、ヴェルディはマンマークでプレスをかける展開になるが、前半8分に久保がワンツーからオドリオソラにスルーパスを通るチャンス。
15分には久保が攻撃に絡んでオーバーラップしたオドリオソラがシュート、19分には久保が中へ切れ込んでからのパスをオラサガスティがシュートも決められず。41分に久保が右サイドでボールを持ち、股抜きプレイでマークを置き去りにしてシュートもGK正面。
すると前半45分、ソシエダはオーバーラップしたバルダがクロス、山越がクリアするとボールを拾ったデ・サラテが遠目の位置から右足を振り抜くと、目測を誤ったのかGK長沢がボールをキャッチしきれずゴールに入り、ソシエダが先制する。
後半3分に、足に怪我を抱えた久保がミケル・ゴティ・ロペスに代わって途中交代。その後は一転してヴェルディがハイプレスでソシエダを自由にさせず、何度か高い位置でボールを奪うもソシエダGKマレーロがシュートをことごとく防ぐ。
37分にはヴェルディが高い位置でボールを奪い、最後は河村がシュートもポストに激突、ヴェルディは終始押しながらも得点が取れない。そして後半ロスタイム、ソシエダはザハリャンがベッカーとのワンツーからミドルシュートを決めてダメ押し、そのまま0-2で試合終了。
まあ、いつものJリーグ組が内容では上回るものの、海外組は少ないチャンスできっちり決めて勝つ典型的なパターン。その中でもやはり久保は別格の存在感、怪我で下がったのは残念だったけど、菅原のインタビューでも楽しそうで良かったね。
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— Real Sociedad Futbol (@RealSociedad) May 29, 2024