イタリア・セリエAも残り5試合、現在7位のラツィオは15位のヴェローナと対戦。ラツィオのフォーメーションは3-4-2-1で、鎌田はゲンドゥージとダブルボランチを組み、3トップがカステジャーノス、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンの先発。対するヴェローナは4-2-3-1の形。
試合は開始からホームのラツィオがボールを支配するも、ヴェローナはラツィオのDFにはプレスをかけず、受け手のほうを漏れなくマンマークで攻撃を封じ込む流れ。
18分には鎌田がニアゾーンに飛び込んでクロスも相手に当たってCK。そのCKからフリーでイサクセンがシュートもヴェローナGKモンティポが足で止める。26分にもイサクセンがカウンターで抜け出すがシュートまで行けず。
36分にはカウンターからゲンドゥージがPA内で倒されるがノーファール。39分にはカウンターで鎌田からロングスルーパスがフェリペ・アンデルソンに通るがこれもシュートまで行けず。
後半に入って早速2分、カステジャーノスに入ったボールから鎌田が飛び出し、PA内でパスが通るも相手2人のカバーが入ってブロックされる。そのCKからフェリペ・アンデルソンがシュートもクロスバー。19分にもカウンターからルイス・アルベルトがシュートもバーの上。
ラツィオは後半15分にカザーレとイサクセンに代えてザッカーニとペドロを投入。後半21分、スローインから鎌田がボールを奪い、折り返しをドフリーだったペドロのシュートは枠外、24分にゲンドゥージのパスからルイス・アルベルトがシュートと、ラツィオは2度の決定機を決められない。
しかしようやく後半27分、鎌田の守備からカウンター、ルイス・アルベルトからラストパスを受けたザッカーニが角度の無いところからニアに決めてラツィオが先制。34分には鎌田がPAすぐ外でパスを受けてドリブルもロスト。
ヴェローナは後半37分にFKから鎌田が競った選手がヘッド、しかしラツィオGKマンダスがファインセーブでチームを救う。そこからはラツィオが選手を入れて逃げ切りモード、シャドーに上がった鎌田もボールキープでファールをもらう。
そして4分のロスタイムもラツィオが守りきってそのままウノゼロで試合終了。ラツィオはこれで公式戦4連勝、EL圏のローマまで勝ち点4に迫ってきた。鎌田はだいぶイタリアのサッカーに慣れてきて攻撃面で良さが出てきたかな。トゥドール監督続投ならチーム残留でいいんじゃないだろうか。