「南野はクライフターンからダブルタッチで2人ぶち抜き絶好調」フランス・リーグアン第28節 モナコ-レンヌ

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リーグは何とかCL圏内の3位をキープしているモナコは、8位のレンヌとホームで対戦。モナコのフォーメーションは4-2-3-1で、1トップがベン・イェデル、2列目がゴロヴィン、南野、アクリウシュの並び。対するレンヌは4-3-3でスタート。

前半4分に、右へ飛び出した南野の折り返しにフォファナがどフリーでシュートもQBKでいきなりアシストがフイになる。10分にはベン・イェデルのスルーパスから南野がシュートも相手に当たる。12分には南野のショートコーナーからシュートもマンダンダが横っ飛びで弾き、ベン・イェデルがヘッドも押し込めず。

レンヌも直後にカウンターからチャンスを作ると、その後は逆にレンヌのペース、18分にはセカンドボールを拾われテリアのボレー、これはマイェツキが腕に当ててクロスバーのファインプレー。さらに21分には、グイリに強烈なミドルシュートを打たれるがまたセーブ、こぼれ球をブリジョーに押し込まれるが体で防ぎ、連続でチームを救う大活躍。

すると前半25分、南野のスルーパスから左サイドへ抜け出したヤコブスの折り返しに、フリーで飛び込んだアクリウシュがコースに流し込みモナコが先制。28分には左に流れた南野がクライフターン、さらにはダブルタッチで次々と相手を交わし、折り返しは惜しくも味方に合わなかったがスーパープレイで魅せる。

後半1分、浮いたボールを拾ったアクリウシュにテリエが足の裏を見せてタックル、これが一発レッドとなってレンヌが10人になる。しかしモナコはボールを支配するも、ラストプレイにミスが多くて決定機を作り出せず、むしろレンヌのほうがカウンターから良い場面を作る始末。

逆に後半18分、今度はモナコのケーラーが相手を体で倒してしまい、2枚目のイエローで退場。10対10の同数での戦いに変わる。南野は4-4-1の左SHにポジションを移し、28分に1トップがベン・イェデルからバログンに交代する。

レンヌは30分に惜しいミドルを放つと、そこからもボールを支配。逃げ切りが頭にあるのかモナコはラインを上げられず、南野もほぼ守備に回る展開。後半ロスタイムは8分、途中で南野のクリアボールが女性主審フラパールさんの頭に当たるアクシデントがあったものの、そのまま守りきって1-0で勝利。3位の座をしっかり固めた。

南野は、クライフターン&ダブルタッチのプレイも良かったが、パスの精度が高くて要所で決定的なチャンスを演出。途中、ダレたところはあったけど終盤は守備で奮闘して勝利に貢献。今節はベスト11にも選出されるなど絶好調。このままCL出場権獲得まで突っ走れるか。

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