「堂安はサイドを制圧、多くのシュートやチャンスメイクも得点に繋がらず」UEFAヨーロッパリーグ プレーオフ第1レグ RCランス-フライブルク

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ヨーロッパリーグ決勝トーナメント進出をかけたプレーオフの第1戦、フライブルクの相手はアウェイでリーグ・アンのRCランス。ランスのフォーメーションは3-4-2-1で、フライブルクは3-1-4-2、堂安は右WBでの先発となった。

試合はホームのランスがボールをキープする展開。フライブルクは実質的に5バックで、堂安は守備時にDFラインまで戻りつつ、対面の相手左WBに入ったフランコフスキをマンマークで見る形。

序盤から防戦一方だったフライブルクも14分にカウンター、右サイドからパスを受けた堂安が左足でシュートもGKがキャッチとようやくチャンス。19分にも堂安が高い位置で奪ったボールからFWサライがシュートもクロスバー。

前半20分過ぎからはランスが中盤の攻撃参加で何度かチャンスを作るが、27分には堂安が縦突破から右足クロス、サライがフリーだったがヘッドが浅くて右に外れる。堂安は29分にもカットインシュートを放つが上手くヒットせずGKがキャッチ。

堂安は36分にフリーランでDFラインの裏を取ったが、シュートは上に打ち上げてしまう。38分にも右でパスを受けてカットインシュートも相手に当たる。後半も開始早々、堂安のニアゾーンへの動きからクロスをサライがシュートもGKが弾く。

フライブルクは後半13分、右からのクロスにマケンゴがヘッド、こぼれたボールをエッゲシュタインが至近距離からフリーでシュートも、相手の必死のブロックに阻まれる決定機。逆に25分、ショートCKからアイダラが飛び込んでゴールが決まったかに見えたが、オフサイドの判定でノーゴール。

しかしこれで勢いが出たランスが終盤は攻勢、フライブルクは自陣に押し込まれる展開が続くが、ランスも攻撃もラストプレイの精度が無く、結局4分間のロスタイムもスコアは動かずスコアレスドローで終了。アウェイでドローの結果は悪くないが、決定機の数ではフライブルクが勝っていただけに、若干もったいない試合であった。

堂安は運動量を活かして精力的にサイドを上下、守備では対面のフランコフスキを消し去った。攻撃でも前半に4本のシュートを放つなど多くのチャンスに絡み、完全に攻撃のキーマンとして存在感を放ったが、味方が決定機をものに出来ず。次は是非結果が欲しいところだ。

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