「フライブルクはCLを、フランクフルトはECLを逃す痛み分け」ドイツ・ブンデスリーガ第34節 フランクフルト-フライブルク

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今週はいよいよブンデスリーガの最終節。6位のレヴァークーゼンと勝ち点3差で数字上はヨーロッパカンファレンスリーグの可能性が残っているフランクフルトと、ウニオン・ベルリンと勝ち点差で並んで5位とチャンピオンズリーグ出場権がかかっているフライブルクの対戦。

フランクフルトは3-4-2-1で鎌田がボランチ、長谷部がCBのセンター、フライブルクも同じ3-4-2-1で堂安が右シャドーで先発。

前半22分、長谷部がDFラインから持ち上がって鎌田にパス、コロ・ムアニがシュートという最初の決定機。31分にカウンターで鎌田からワンタッチパスがコロ・ムアニに渡り、ニアを狙ったシュートはサイドネット。32分にはフライブルクが高い位置でボールを奪い、シュートも右に外れる。

38分、フライブルクはCKからギンターがヘッドも決められない。その直後にフランクフルトはカウンターから鎌田がつなぎ、ゲッツェが左サイドからカットインシュートも、ギンターが体を張った守備でゴールを許さない。

すると前半45分、堂安が右で繋いでグリフォがクロス、ヘーラーが飛び出した裏でシュミットが押し込み、VARで審議があったがゴールが認められフライブルクが先制する。

後半8分、ゴール左で堂安がキープからパス、しかしシュートは決められず。10分には堂安のワンタッチパスがヘーラーに通ってシュートもオフサイドの判定。このままフライブルクが勝利かと思われたが、後半39分に鎌田のアーリークロスにコロ・ムアニがヘディングで合わせて同点、ここから試合は怒涛の展開になる。

後半42分、スローインから堂安がシュートも相手に当たってCK。1分後にはカウンターから最後は堂安がシュートも上手くヒットせずGKがキャッチ。44分にはGKフレッケンのキックからグレゴリッチュが抜け出すもシュートは防がれる。ロスタイムにはゲッツェのクロスにコロ・ムアニが触って、抜けたボールをボレが押し込みフランクフルトが勝ち越し、そのまま2-1で試合終了。

裏の試合でウニオン・ベルリンが勝利したため、フライブルクはこの試合に勝ってもチャンピオンズリーグには出場できず、来期のヨーロッパリーグ行きが確定。6位のレヴァークーゼンは敗れたがフランクフルトとは勝ち点で並んで得失点差で2つ上回り、結局フランクフルトはECLには届かず7位でフィニッシュとなった。

堂安は絶好期にシュートをミスるなど空回り、チャンピオンズリーグ行きがかかって気負いすぎたところがあったか。まあヨーロッパリーグに気持ちを切り替えるしか無いね。鎌田はこれで心残り無く移籍が出来そう(笑)。さて本人の気持ちは決まっているらしいが、果たして行き先はどこになるんだろうか。

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