「遠藤はフル出場でクリーンシートも、攻撃陣はシュート34本で無得点」イングランド・プレミアリーグ第17節 リバプール-マンチェスター・ユナイテッド

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現在プレミアリーグ首位のリバプールは、6位と調子が上がらないマンUとホームで対戦。リバプールはいつもの4-3-3フォーメーションで、遠藤がアンカーで先発、前線はヌニェス、ルイス・ディアス、サラーの3トップ。マンUは4-2-3-1の形。

試合の序盤はホームのリバプールが圧倒、10分までに何度もクロスやCK、FKの場面を作ったが決めきれず、そこからは互いに一進一退の展開。リバプールは守備時にアレクサンダー=アーノルドが上がったり、ショボスライが下がったりでダブルボランチ気味に守る形が多く、チームとしてアンカーの遠藤をサポートしている。

リバプールは16分にアレクサンダー=アーノルドのクロスにヌニェスがフリーでヘッドもファーにいたサラーが押し込めず。マンUもカウンターから何度か良い形を作る。27分には遠藤のスライディングに遅れて飛び込んだメイヌーにイエローカード。

その後もリバプールペースながら、この試合はサラーとソボスライの息が合わないミスが多くてリズムを作りきれない。29分にはCKからファン・ダイクがヘッドもマンUのGKオナナに防がれる。42分には遠藤が相手に囲まれながらも展開パス、サラーがシュートもゴールには至らずも良い形。

前半のロスタイムには、頭で突っ込んだアムラバトに遠藤が足を出してしまいイエローカードをもらってしまう。そしてスコアレスで前半を折り返す。

後半2分には、サラーの溜めから猛然と上がってきたアレクサンダー=アーノルドがシュートもニアのサイドネット。マンUは10分にガルナチョが完全に抜け出すも、ギリギリ足を出されてアリソンがキャッチ。さらに18分のサラー、21分のアレクサンダー=アーノルドと惜しいシュートチャンスがあるも決まらない。

マンUも、22分にワンツーからホイルンドが抜け出しシュートもアリソンがセーブ。31分にはリバプールがスローインからヌニェスが抜け出し、ルイス・ディアスがシュートもオナナがブロック、さらにジョー・ゴメスがシュートもGK正面。40分には遠藤に展開パスからクロスがルーク・ショーの腕に当たったかに見えたがノーゴール。直後にジョー・ゴメスの抜け出しからシュートもサイドネット。

ロスタイムには遠藤が右サイドでボールを奪ってFKをもらい、そこからまたFKを得るがガクポのヘッドは枠の右。ロスタイム4分にはダロートが抗議で連続してイエローをもらって退場、しかし試合は最後まで動かずスコアレスドローで試合終了。

結局、リバプールは34本ものシュートを放ちながらゴール出来ず。リバプールが悪かったというよりマンUの集中力を褒めるべきかな。リバプールはこの痛いドローでアーセナルに抜かれて2位転落。しかし3位のアストン・ヴィラまで勝ち点1差で3チームが並ぶ大混戦。

遠藤は先発フル出場、ビッグクラブのアンカーとしては小粒ではあるけど、周りのサポートもあって着実にチームへ馴染んできているのは確か。特に、パスの宛先にまずサラーを探しているのはベテランらしい処世術だなと(笑)。アジアカップで抜けるのが残念だけど、戻っても起用はされ続けるんじゃないだろうか。

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