「スコールで試合中断、日本は苦しみながらも初戦を制す」U-17W杯インドネシア グループD 日本-ポーランド

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U-17アジアカップを優勝し、アジア1位として臨んだU-17W杯。日本が所属するグループBは、アルゼンチン、セネガル、ポーランドと日本の組で、日本の初戦はポーランドと対戦。

日本のフォーメーションは4-2-3-1で、GK後藤、DF小杉、土屋、本田、松本、ボランチが中島と永野。2列めが吉永、徳田、名和田、1トップが井上というスタメン。対するポーランドは3-1-4-2の形。

試合の序盤はポーランドが激しくプレスをかけて来て、受け身に回った日本はパスを繋げずクリアで逃げるが、前線とDFラインが間延びしてセカンドボールを拾われる苦しい展開。しかし8分、一瞬の隙を突いてGK後藤からのキックに井上が抜け出し、GKと1対1でのシュートも右に外してしまう。

15分ごろからポーランドの勢いが落ちて日本もボールが持てるようになり、16分には高い位置でボールを奪って最後は永野がミドルもバーの上。逆に22分、ポーランドは真ん中に抜け出したロリスがスルーパスからシュートもバーの上という決定機を作られる。

27分、小杉がサイドでワンツーからインナーラップのドリブル、井上にラストパスもダイレクトのシュートは右に外れる。37分には中島が倒されて得たFKから徳田がヘディングもGKにキャッチされる。そしてそのままスコアレスで前半を折り返す。

後半から日本は永野に代えて山本を投入。日本は前半とは異なりラインを上げて高い位置からプレスをかけている。8分に右サイドで松本が抜け出し、クロスのこぼれ球を徳田が反応も当たりそこねてゴールならず。

その後も日本は何度もポーランドDFラインの裏を取るのだが、ラストプレイの精度と呼吸が悪くてシュートまで行けない。15分には井上がPA内でカットインからシュートもコースが甘くてGKにキャッチ、17分にはCKから徳田がヘッドもゴール右。20分にはロングスルーパスに井上が抜け出し、切り返しから連続でシュートもGKに阻まれる。

ここでスコールが激しくなって画面が見えないぐらいになり、ボールが走らなくなってポーランドのペースになり始める。ここで試合が一時中断、スコールが収まった20分後に試合が再開する。ここで日本は道脇、高岡を投入。

28分に吉永がPAすぐ左で引っ張られてFK、混戦から高岡がシュートもGKに防がれる。31分には吉永のグラウンダークロスにニアで道脇が合わせるもゴール左。しかし後半32分、日本はスローインからの縦パスを道脇が落としたボールを高岡が切り返しから左足シュート、これがゴール左上に突き刺さり日本が先制する。

そこからはポーランドが反撃、何度もCKやクロスを浴びるが耐え忍ぶ日本。後半ロスタイムには、至近距離からのシュートをGK後藤が足で止めるファインセーブで大ピンチを防ぐ。そしてそのまま1-0で試合終了、日本がまず初戦を白星で発進した。

とにかく初戦は勝つことが大事なので結果は申し分ないが、ちょっとチャンスをあまりに無駄にし過ぎな感はあったかなと。特に意志の疎通が無い適当なクロスやラストパスは見ていてがっかりする。次の試合は、もうちょっと噛み合った攻撃が見たいね。

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