「ソシエダは最終戦勝利も、久保は絶好機を外し2桁ゴールに届かず」スペイン・リーガエスパニョーラ第38節 

スポンサーリンク

いよいよスペインのリーガエスパニョーラも最終節。既にリーグ4位を確定してチャンピオンズリーグ出場権を獲得したソシエダと、ヨーロッパリーグに優勝して同じく出場権を得たセビージャとのお祝いムードの最終戦。

シーズン2桁ゴールがかかった久保は、4-3-3の右ウイングで先発。3トップはセルロートとバレネチェアの組み合わせ。対するセビージャは4-2-3-1のフォーメーション。

試合はホームのソシエダがボールを支配、6分にブライス・メンデスが強引なドリブル突破からセルロートがシュート、これはGKドミトロヴィッチに当たったが、その前のファールからFKを得ると、サインプレーでボールを受けた久保からパチェコにピンポイントのクロスが通るがシュートまで行けず。

10分にはサイドチェンジを久保がオーバーヘッド気味に意表を突いたトラップ、抜かれかけたオルミゴが思わず倒してファール。15分にはCKのこぼれ球を久保がシュートも相手に当たり、その流れから左サイドに抜け出して折返しをブライス・メンデスに通すも、スビメンディのシュートはGKに防がれる。20分にも久保のパスからブライス・メンデスがシュートもわずかに右へ外れる。

久保を中心にチャンスを量産しながら得点を決められなかったソシエダだが、27分に中央でボールを受けたブライス・メンデスからのパスは相手にクリアされたが、バレネチェアがボールを拾って粘り、後ろに落としたボールをブライス・メンデスが蹴り込んでようやく先制点。

30分には久保が自陣から右サイドをドリブル、オルミゴがカバーに入るが緩急であっさり抜き去るとゴール前まで攻め込み、ブライス・メンデスにパスもシュートは相手に当たる。37分には走り込んだ久保にパスが通り、PA内でカットインからシュートも相手に当たる。

前半39分には久保がミドルシュートも宇宙開発。しかし45分にはトラップ一発でオルミゴを置き去り、折返しもわずかに味方と合わず。そのまま前半を2-0でソシエダがリードした状態で折り返す。

後半は選手2人を投入したセビージャが攻勢、いきなりクロスにトーレスがボレーもゴールポスト。8分にはFKの流れからミドルもソシエダGKレミロがセーブ。直後にもゴール前に混戦から危ないシーンを作られる。

久保は後半12分頃に、右サイドで何度かボールを受けて狙ったパスを出そうとしたが連続してミスに、珍しく悔しがる久保。さらに後半19分、カウンターから最後は久保がPA内でパスを受け、カットインすると見せかけてニアにシュートを放ったがインに当たりすぎてゴール左。23分には久保がカットインから中央へドリブルで相手守備を引き付け、オヤルサバルのクロスにセルロートがトラップからシュートもGKに防がれる。

久保は後半27分にチョーと交代。そのチョーは、投入1分後に上手くDFの間に入り込んでセルロートのパスをダイレクトで決めてリーガ初ゴール。後半33分にセビージャはラメラがゴールを決めて1点差に迫ったが、その後は互いにチャンスを作りながらも得点を奪えず、そのまま2-1で試合終了。ソシエダがホーム最終戦を勝利で飾って笑顔のエンディングとなった。

久保は完全な決定機のシュートが1度、他にも2~3度狙える機会はあったが、結局2桁ゴールには至らずシーズン終了。単にニアを狙うだけではそう簡単にゴールは決まらないので、ファーに巻いて入れるかニアハイを撃ち抜くか、来期はもっとシュート練習を増やして積極的にゴールを狙いに行って欲しいところだ。

タイトルとURLをコピーしました