「久保が途中出場で得点演出、ソシエダは32年ぶりの快挙」スペイン・リーガエスパニョーラ第35節 バルセロナ-レアル・ソシエダ

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昨日の深夜にアルメリア戦が行われ、久保が決勝ゴールを決めたというニュースを聞いていますが、昨晩はその前に行われたバルセロナとの試合を観戦。

既に前節でリーグ優勝を決めている首位のバルサと、CL出場権争いを繰り広げている4位ソシエダとカンプ・ノウでの対戦。バルサのフォーメーションはおなじみ4-3-3で、前線はレヴァンドフスキ、デンベレ、ハフィーニャという並び。ソシエダも4-3-3の形で、セルロートの1トップにウイングがバレネチェアとチョーというメンバーで、久保とオヤルサバルはベンチスタート、ダビド・シルバはフィジカル不良で欠場。

試合はいきなり前半6分、ハイラインを取るバルサのDFからセルロートがボールを奪い、ゴール前の折返しにフリーで飛び込んだミケル・メリーノが押し込みソシエダが先制する。そこからホームのバルサが反撃、とはならずラインを上げつつコンパクトに守るソシエダのペース。

ようやく20分すぎにデンベレのスピードからシュートやFKの場面を作るが得点には至らず。27分にはハフィーニャのドリブルからレヴァンドフスキがヘッドもバーの上。ソシエダも30分にカウンターでセルロートの折返しにチョーが合わせるもバルサGKテア・シュテーゲンが右足1本でセーブ。2分後にもスルーパスに反応したバレネチェアがループシュートを狙うもバーの上。

後半のバルサは前半よりもラインを高く押し上げるが、ボールを奪われてからのゲーゲンプレスに勢いが無く、押し込みながらも連続攻撃を仕掛けられない。そして後半14分に、イジャラメンディとチョーが下がって、ゴロサベルと久保が投入される。

15分に久保からオーバーラップしたゴロサベルにパス、しかし角度のないところからのシュートはテア・シュテーゲンがキャッチ。ここでバルサはアンス・ファティとフェラン・トーレスを投入。

20分には相手のボールを奪い返した久保が倒されFK、久保のゴールへ向かうキックにファーでセルロートがヘディングで飛び込むがサイドネットの決定機。さらに26分、久保のプレスからボールを奪い、久保のドリブルからスビメンディが折り返し、最後はフリーのセルロートが押し込んでソシエダが追加点。

34分には久保と入れ替わられたマルコス・アロンソを久保が掴んでしまいイエロー、しかしマルコス・アロンソも報復でイエローが与えられる。その直後にはPA内で久保が横パスを受けてシュートを狙うが、コースが無くて相手に当たる。38分には久保が右サイドで単独ドリブル、しかし3人に囲まれてボールを奪われる。

後半45分に右サイドからのクロスをレヴァンドフスキにヘディングゴールを決められるが、バルサの反撃もそこまで。ソシエダは5分間の後半ロスタイムもしっかり守り切って1-2で試合終了。ソシエダは実に32年ぶりのカンプ・ノウでの勝利となった。

まあぶっちゃけバルサはまだ二日酔いが続いているのかというぐらい、プレイの強度が弱くてダメダメだったね。とはいえ、これでCL出場権に向けてまた一歩前進。久保は出場時間は短かったものの、追加点を演出。ボールに触ればチャンスを作る活躍。アルメリア戦も結果だけじゃなく内容も良かったようなので楽しみである。

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