「4度目のミラノダービーは意外な展開でインテルが先勝」UEFAチャンピオンズリーグ 準決勝第1レグ ACミラン-インテル

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チャンピオンズリーグの準決勝という大舞台で実現した、ホーム&アウェイのミラノダービー。100年以上の歴史で、同じシーズンで5回対戦するのは史上初だそうだ。

スタジアムは同じジュゼッペ・メアッツァだが第1戦はミラノホームの扱いで開催。ミランのフォーメーションは4-2-3-1で、エースのラファエル・レオンが怪我のためベンチ外という苦しい布陣。対するインテルは3-1-4-2の形。

試合はどちらも慎重な立ち上がり。イタリアらしくあまりラインを上げず、サイドから縦にボールを送り合う形が多い。と思ったら前半7分に、インテルがCKからジェコがカラブリアのマークを受けながらも長い脚を伸ばしてゴールを決めて先制する。さらに10分、左からのパスに走り込んだムヒタリアンがトラップでPAへ侵入、ゴールを決めて追加点。

ミランはさらに不幸な事にトップ下に入ったベナセルが怪我で離脱、その混乱の中でまたインテルがチャルハノールのポストに当たるシュートから連続で決定機を作り出す。

当然ミランはボールを保持してSBが前に出るのだが、4-4のコンパクトなブロックを崩せず、苦し紛れのドリブルからファールをもらおうとするが、もちろん簡単には取ってもらえない。逆にインテルは惜しいカウンターを何度も作る。30分を過ぎると、少しミランの攻撃に連動性が出て来るようになるが、決定機を作るまでには至らない。

後半になると、逆にミランはジルーのポストを中心に中盤の選手が積極的に攻撃参加、ブラヒム・ディアスや後半から入ったメシアスが惜しいシュートを連発する。インテルも8分にワンツーからジェコが抜け出すもシュートはミランGKメニャンが前に出て防ぐ。18分には左からパスを繋いで最後はトナーリがシュートもゴールポスト。

そこからしばらくは、どちらもトップにボールが入らなくなり膠着状態。40分にはゴール前でFKを得るがボールはあっさりバーの上。インテルはすっかり試合を殺しにかかる。ロスタイムには縦へのボールをバックヘッドからトナーリが足元で落としたボールをボベガがシュートもGK正面。そしてそのまま2-0で試合終了。

ミランは後半の試合運びが悪くなかっただけに、前半にエアポケットのように集中力が欠けた時間帯を生んでしまったのが痛恨だった。思わぬ2点というアドバンテージを得たインテルが有利なのは当然だが、2-0は危険なスコアという通り、どうしても緩みが出た状態で試合に入る危険性があり、早めの時間にミランが1点を返すと試合は全く分からなくなる。ラファエル・レオンの復帰が待たれるところだ。

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