「伊藤が強烈なダイレクトボレーを決めてシックスポインターを制す」ドイツ・ブンデスリーガ第27節 ボーフム-シュツットガルト

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年明けから1勝しか出来ず最下位に転落したシュツットガルト。今節は勝ち点6差で14位に位置するボーフムとの残留争いシックスポインター。ボーフムのフォーメーションは4-3-3で浅野が左ウイングで先発、シュツットガルトは3-1-4-2で伊藤が左CB、遠藤がインサイドハーフ、原口はベンチスタート。

試合はホームのボーフムがボール保持率では上回るものの、後が無いシュツットガルトもボールがハーフラインを超えたら積極的にラインを上げてセカンドボールを狙う激しい展開。

均衡が破れたのは前半15分、左サイドからソサのクロスが跳ね返ったこぼれ球を、伊藤が左足で豪快にダイレクトボレーをゴールに突き刺しシュツットガルトが先制する。28分にはCKから浮いたボールに浅野が飛び込むがヘディングはGKにキャッチされる。

後半6分、シュツットガルトはヴァグノマンの決定的なシュートで得たCKから遠藤がオーバーヘッドもGK正面。8分には伊藤がミドルもファーに外れる。逆に後半13分、PA内でミロが相手を手で引っ掛けて倒してしまいPKの判定、シュテーガーが決めて同点。

しかしその2分後にソサがアウトで合わせたダイレクトクロスにギラシがフリーで押し込みシュツットガルトが再び勝ち越し。さらにまた3分後に左サイドで細かくパスを繋ぎ、ミロが上げたクロスにヴァグノマンがGKに競り勝って一気に3点目。ここミロに代わってで原口がイン。

26分には浅野が右サイドを突破、クロスをシュートもGKブレッドロウがファインセーブ。後半35分過ぎからはボーフムがDFを上げて4トップのパワープレイ、40分には左サイドからのクロスにホフマンが飛び込んで1点差まで詰め寄るが、反撃もここまで。これでシュツットガルトはプレーオフ圏の16位に浮上、今度はシャルケが最下位となった。ボーフムはまだ勝ち点3差だが、安心できない状況になって来た。

シュツットガルトはW杯から遠藤がずっと不調だったが、この試合はやや持ち前のダイナミズムが戻って来ており、伊藤も森保ジャパンのSBじゃなくてCBならまあまあ安定、原口が沈んだままなのが残念だが、このまま波に乗っていきたいところ。ボーフムでは浅野がボールの基点として良い働きをしていたけど、あまりにあっさり逆転されてしまったね。

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