「堂安が倒れ込みながらのボレーを決めてチームを勝利に導く」ドイツ・ブンデスリーガ第24節 フライブルク-ホッフェンハイム

スポンサーリンク

現在リーグ5位とチャンピオンズリーグ圏内が視野に入っているフライブルクは、16位で残留争いを強いられているホッフェンハイムとホームで対戦。堂安は4-4-2の右SHで先発復帰、対するホッフェンハイムは3-1-4-2のフォーメーションでスタート。

試合はいきなり前半4分、フライブルクは左からのクロスにFWのグレゴリッチュが相手と競り合ったボールがこぼれ、エッゲシュタインがボレーでゴールに叩き込みフライブルクがリードする展開で始まり、その後は決定機が無いまま膠着状態。

前半33分に縦パスを受けた堂安がマークを振り切り、カバーに入った選手をアンクルブレイクで抜き去ったが、そのボールが流れてDFにクリアされる。前半42分には左へのロングボールからの折り返しに堂安が飛び込み、浮き球気味のボレーシュートもわずかにゴール右へ外れてしまう。

ホッフェンハイムは後半4分に、縦パスがダブールの足元に入り、横パスを受けたシュティラーがゴール右にシュートを決めて同点に追いつく。前半14分には左からのクロスに競り合ったグレゴリッチュの頭に当たったボールがクロスバーに当たる。

15分には右からのスローインからグレゴリッチュが落としがボールを堂安がシュート、これは当たり損ねてゴール右に外れてしまう。その後はどちらも決定機が無いまま試合は終盤に突入。すると後半39分に、ホッフェンハイムのCBカバクが判定への意義で2枚目のイエローで退場、10人でのプレイを強いられる。

これでボールを支配する形になったフライブルクは、後半44分に左サイドからのクロスに堂安が倒れ込みながらのボレーをゴール右に流し込み、第5節のレバークーゼン戦以来のシーズン3ゴール目となる、大きな勝ち越しゴールを決める。

後半ロスタイムにホッフェンハイムはCKの流れから、クロスにアスラニがフリーで抜け出すもシュートは枠に飛ばせず同点の決定機をものにできない。そしてそのまま試合は2-1で終了、フライブルクが勝利。これで順位は変更無しながら3位のライプツィヒと同じ勝ち点45に到達した。

堂安については、全体的には守備のタスクが多くてゴール前に精力的に飛び込むもなかなか良い形でボールが出てこない場面が多く、本人にとってはストレスが溜まるチームオーダーになっているだけに、決勝ゴールを決められたのはひときわ大きな喜びだろう。

タイトルとURLをコピーしました