「久保が今期4点目のゴールを含む2得点に絡みMOM」リーガ・エスパニョーラ エスパニョール-レアル・ソシエダ

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公式戦3試合勝ちが無いソシエダは、15位のエスパニョールとアウェイで対戦。ソシエダのフォーメーションは4-3-3で、1トップがセルロート、左がオヤルサバル、久保は右のウイングで先発。エスパニョールは4-4-2の形。

試合は序盤こそソシエダがボールポゼッションで上回るが、5分には左からのFKをカレーロにフリーでヘッドを打たれるがソシエダGKレミーロがかろうじて弾くなど、エスパニョールも3ラインでブロックを作り、カウンターからの攻めに鋭さを見せる。

10分にはオヤルサバルの無回転ミドルを放つが、エスパニョールGKアルバロ・フェルナンデスが何とか反応して防ぐ。16分には久保が右サイドからカットインしてシュートもボテボテでコースを外れる。しかし23分、左へのサイドチェンジからオヤルサバル、イジャラメンディと繋ぎ、クロスのこぼれ球を拾った久保が1トラップからニアを撃ち抜くゴールを決めてソシエダが先制する。

久保は相手の左SBオリバンの素早い寄せを受けてなかなかボールを持てないが、27分にはスローインのボールを受けた久保がマークに遭いながらも浮き球でリコに出し、クロスをセルロートが狙うも相手にクリアされる。

33分には左からのクロスがこぼれたところを久保が頭で折り返すもセルロートと合わず。37分には久保が中で受けてオヤルサバルからセルロートもシュートは決まらず。41分にはカウンターから相手ボールになったところを久保が奪い返し、セルロートに繋いでシュートもブロックされる。

後半の立ち上がりはエスパニョールが逆襲、サイドへの長いボールを送って基点を作り、ラインを上げてセカンドボールを回収、二次攻撃を仕掛けてくる。しかし後半7分、左サイドを崩してオヤルサバルがクロス、今度こそセルロートが押し込み追加点。

12分には久保が前線に飛び出し、オヤルサバルからパスが来るがコースが合わず。18分、右サイドから久保が左足でクロス、これがカブレラの頭に当たってラッキーなオウンゴール。ここでオヤルサバルがお役御免。

エスパニョールは後半29分に、FKからのヘッドはレミーロが何とか弾いたが、こぼれ球をダルデールに押し込まれて1点を返す。36分には右サイドでのFKを久保が蹴るが、ちょっと中途半端になってGK正面。42分には左サイドをワンツーで抜け出され、オリバンにゴールを決められて1点差。

後半ロスタイム、久保がカットインから左足シュートも少しアウトにかかってしまいゴール左へ外す。4分にはカブレラが2枚目のイエローで退場、そのままソシエダが何とか最後までリードを守りきって試合終了。ソシエダとしては楽勝なはずが、最後は冷や汗をかく勝利となった。

久保は1ゴールを含む2得点に絡み、公式のMOMに選出。これまでは攻撃で孤軍奮闘状態だったが、オヤルサバルの調子が戻って来た事で久保への負担が減りつつあるのが大きい。最後はさすがに疲れが見えたが、フル出場はチームの大黒柱である証明だ。

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