「久保はすっかりチームの大黒柱、サンチャゴ・ベルナベウで勝ち点1」スペイン・リーガエスパニョーラ第18節 レアル・マドリー-レアル・ソシエダ

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リーグ戦2位のレアル・マドリーと3位レアル・ソシエダの直接対決。ホームのマドリーは4-3-3のフォーメーションで、3トップはベンゼマ、ヴィニシウス、ロドリゴの並び。対するソシエダは4-3-1-2で、2トップがオヤルサバルとセルロート、トップ下に久保が入った4-3-1-2。

ソシエダとしては、久保がアンカーのクロースをマークしてビルドアップを阻害する狙いが見えるのだが、クロースは左右に動いて久保のマークを外し、セバージョスが後ろに下がって基点となり、ベンゼマが中盤に降りて中継点になるなど、上手くソシエダのプレスをいなして攻撃を組み立てる。

マドリーは15分にヴィニシウスが左サイドで自分が出したスルーパスに自分が追いつくプレイからシュートも、わずかに右へ外れてゴールならず。32分にはヴィニシウスが溜めてからのクロスにバルベルデが折り返し、クロースがシュートもソシエダGKレミロがしっかりセーブ。

後半開始早々にも、全く同じような形でセバージョスがシュートもレミロに防がれる。4分にはベンゼマの巧みなキープからヴィニシウスがシュートもレミロが足で防ぐ。直後にはCKからバルベルデがシュートもわずかに左と、レアルが猛攻を見せる。

しかし6分、久保が自陣でボールを奪ってドリブル、セルロートにスルーパスも決定的なシュートは右に外れる。ここでソシエダは精彩を欠いているオヤルサバルとメンデスを下げて、マリンとナバーロを投入、久保が右サイドに回って4-1-4-1にフォーメーションを変更する。

すると早速15分に、右に開いた久保がマリンとのワンツーでPA内に入り、ロドリゴの股を抜くシュートを放つがクルトワがセーブする。18分、久保のボールロストからカマヴィンガに拾われ、エルストンドがカバーしたが怪我で退場してしまう。

後半23分、左サイドでボールを奪ったオラサガスティからパスを受けた久保がDFからラインを抜け出すも、トラップがわずかに大きくてボールが流れ、セーブに入ったクルトワに足から突っ込みイエローカードの判定。15分にも久保が右でマークを剥がし、クロスをロベルト・ナバーロがシュートも上手くヒットせず。

レアルも26分にヴィニシウスが抜け出し浮かし気味のシュートもレミロが防ぐ。終盤はマドリーがボールを支配して、途中出場のモドリッチが決定的なシュートを打つ場面はあったが決まらず。40分を過ぎると完全にマドリーがボールを支配するも、ソシエダは粘り強い対応で失点を許さない。

後半ロスタイムには相手のクリアミスを拾った久保がそのままシュートも、ボールは弱々しくGKクルトワがセーブ。最後はソシエダが高い位置でボールを持っても、攻め込まずにキープ。そのまま0-0のエンパテで試合終了。

久保はダビド・シルバが不在の中、ビルドアップをこなして守備にも奔走、ソシエダのチャンスはほぼ久保が絡んだ時のみと大黒柱の働き。ゴールは欲しかったけど、やれる事はやってのアウェイで勝ち点1なので良しとすべきかな。

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