「堂安のアシストで、フライブルクは休み明け初勝利」ドイツ・ブンデスリーガ第18節 フライブルク-アウクスブルク

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ブンデスリーガ再開後は2試合勝ち無し、順位が6位に下がっているフライブルクは、ホームで14位のアウクスブルクと対戦。フライブルクのフォーメーションは3-4-2-1で、堂安は右ウイングで先発。対するアウクスブルクは4-4-2の形。

試合はアウェイのアウクスブルクが積極的に前へ出る展開で始まるが、7分に相手のキックミスを拾った堂安がワントラップで前に抜け出し、ウドゥオカイに手で掴まれて倒されイエローカードをプレゼント。すると13分、グレゴリッチュがカイテルからのワンタッチパスで左サイドに抜け出し、角度の無いところからゴールを決めてフライブルクが先制する。

18分、堂安がカウンターから単独ドリブルも、キープした後に出しどころに迷ってロスト、28分にはアウグスブルクが右サイドから折り返したボールを受けたデミロヴィッチに対し、キュブラーがタックルを仕掛けて相手を倒してPKの判定。これをベリシャがきっちり決めて同点。

しかしその直後の30分、キックオフからのロングボールをグレゴリッチュが背後に落とし、堂安が拾って折り返したボールをヘーラーが決め、堂安のアシストでフライブルクが勝ち越し。38分にも堂安が絡んだ左サイドの攻撃から、ギュンターの折り返しをグレゴリッチュがシュートもアウグスブルクGKギキェヴィチが足1本でセーブ。

後半もアウクスブルクが攻勢に出る立ち上がりだが、フライブルクもラインを下げずにカウンターを狙う姿勢を見せる。14分には堂安が左サイドでマークを振り切って、三笘ばりの切れ込みを見せてからのシュートはGKに弾かれ、こぼれ球はシルディリアが決められない。

16分のフライブルク、アウクスブルクのミスパスを堂安が拾い、ターンしてカットインからシュートを放つも相手のカバーに遭ってゴールならず。その後はどちらも相手ゴール前にボールを放り込む攻撃に終始。35分には右からの折り返しに堂安がシュートもコースが甘くてギキェヴィチがキャッチ。

アウクスブルクも36分にカウンターから右サイドを突破してのクロスというシーンを作ったが、後半39分にフライブルクはCKからリンハートがゴールを決めてダメ押しの3点目。堂安は37分にお役御免の交代。そしてそのまま試合終了、フライブルクが11月以来の勝利を飾った。

堂安はW杯で一皮むけたのか、完全に自信を持ったプレイぶりでサイドでのキープからの繋ぎはほとんどミス無し。ただ三笘ほどのスピードが無いので、ここから上に行くにはウイングでは厳しいと思う。適正はインサイドハーフだと思うが、果たしてフライブルクでコンバートの機会はあるのだろうか?

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