「上月壮一郎がブンデスデビューでチャンス連発」ドイツ・ブンデスリーガ第16節 フランクフルト-シャルケ

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今週からウィンターブレイク明けとなったブンデスリーガが再開。フランクフルトの初戦は最下位のシャルケとのホーム戦。鎌田はボランチで先発、対するシャルケは4-3-3で吉田がCB、そして京都から移籍していた上月壮一郎が右ウイングで先発となった。

試合は序盤からアウェイのシャルケが非常に積極的な姿勢を見せて、激しい攻め合いの様相。13分には上月がワンツーから右サイドを突破、クロスを折り返すが飛び込んだラッツァにはわずかに合わず。直後にも上月の突破からクロスは大きくなってファーに流れる。21分には右に流れたボールを受けてシュートも左に外れる。

すると22分、フランクフルトはカウンターから右サイドをリンストロムが突破、そのままドリブルからシュートを決めて先制点をゲットする。シャルケも29分に左からのクロスにテロッデがヘッドもトラップがギリギリ触ってゴールならず。

32分にはPAでのこぼれ球を拾った上月がシュートもバーの右に外す。直後には上月の折り返しにビュルターがシュートも相手に当たってラインを割る。その後は大きな動きなく前半を終了する。

後半開始早々、右からのFKに上月が競り勝ってヘッドもトラップに防がれる。8分には左からの折り返しに上月がフリックから味方がシュート、直後には上月のダブルタッチから最後はテロッデがシュートと立て続けに決定機。

フランクフルトは後半25分にコロ・ムアニに代えて久々にボレがトップに入る。28分には上月がベンチに下がる。35分にはCKからのこぼれ球を鎌田がシュートも相手に当たる。ここで鎌田がローデに交代。

すると後半39分にシャルケCMマトリチャーニが前に出たところで空いたスペースにボレが入り、吉田がカバーに入るが入れ替わられ、そのままシュートを決められフランクフルトが追加点。後半ロスタイムにもブタがゴールを決めてダメ押し。フランクフルトが3-0で快勝を飾った。

リーグ戦デビューとなった上月は、終始低調だったシャルケ攻撃陣の中では最もチャンスに絡んだ活躍を見せ、今後もスタメン定着は期待ができそうな活躍。それにしても後半早々のヘディングは決まって欲しかったね。

鎌田は終始ラーションとクラウスのマンマークを受けて思ったようなプレイは出来なかったが、体のキレは悪くなかった。吉田はシャルケ守備陣の中では奮闘していたほうだが、多勢に無勢。ホームでの次節に期待したい。

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