「手抜きモードの三笘も、時には必要なのかもしれない」イングランドFAカップ3回戦 ミドルスブラ-ブライトン

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FAカップの3回戦、ブライトンはアウェイでチャンピオンシップで5位に付けているミドルスブラと対戦。ミドルスブラのフォーメーションは4-4-2で、ブライトンは三笘が左SHに入った4-2-3-1。ただしトロサールはベンチ外で、1トップにはファーガソンが入っている。

試合はいきなり左サイドを飛び出した三笘がエストゥピニャンからの縦パスをヒールで繋いでチャンスメイク。ミドルスブラはコンパクトな3ラインを低めの位置に作るのだが、ゾーンからマンマークへの移行がルーズで、3分には三笘があっさりライン際をえぐるドリブル突破を見せる。

すると前半8分、エストゥピニャンからの縦パスからファーガソンが中にパス、フリーで飛び込んだマーチがシュート、これはミドルスブラGKステッフェンが防いだが、こぼれ球をグロスが押し込みブライトンが先制。しかし14分、ミドルスブラは左サイドからのクロスをアクポムが頭1つ抜け出しヘディングを決めて同点。

前半25分に三笘が左サイドでドリブルを仕掛けたところでホルスに倒されFK。これは決まらなかったが、29分に右サイドのマーチから逆サイドの三笘にサイドチェンジ、ダイレクトで折り返して浮いたボールをララーナが難なく押し込みブライトンが追加点。

45分には左サイドからグロスのリターンをもらってシュートもGKに防がれる。ロスタイム2分には、三笘が左サイドでエストゥピニャンから縦パスを受け、PA内で仕掛けて後ろから倒されたかに見えたがノーファール。

ブライトンは後半頭からララーナに代わってマカリスターがトップ下に入る。後半開始早々、エストゥピニャンのクロスにマーチがフリーでヘッドも決められず。しかし12分にカイセドが奪ったボールからカウンター、ファーガソンのキープはロストになったが、それを拾ったエストゥピニャンのシュートをマカリスターがヒールで決めて追加点。

後半18分に三笘は左サイドで完全に抜け出し、カットインからシュートは打てたがそのままキープでオーバーラップしたエストゥピニャンにパスは通らず。ここで三笘はファーガソンと共に下がり、エンシソとウェルベックが入る。

そこからは膠着状態の試合展開が続くが、後半35分にグロスの折り返しをフリーで飛び込んだマカリスターがきっちり流し込み4点目。さらにここから投入されたウンダヴが、後半43分にゴール左に右足ゴールを決めて5点目、これで完全に勝負あり。ブライトンが4回戦へと駒を進めた。

三笘はアシストは決めたが、2部相手のカップ戦とあってか8割程度にセーブしたプレイぶりで、らしくない淡白なミスもちらほらあった。まあプレミアは超過密日程だから、もはや完全なスタメンに定着を果たした今となっては手を抜く試合も作らないと持たないだろう。

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