「川崎、徳島のJリーガー2人が結果を出す」全国高校サッカー選手権1回戦 履正社-東邦

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今期はプレミアリーグWESTで8位を記録して残留を決めた大阪の履正社高校と、愛知の東邦が対戦した1回戦。履正社は4-4-2で、東邦は3-4-2-1のフォーメーションでスタート。

試合は履正社がボールを保持する流れで始まるが、会場は強い風が吹いていて履正社にとっては向かい風の中、思うように攻撃がつながらない。逆に前半11分、東邦はカウンターから3対2の形を作るが、何とか履正社の守備が戻って難を逃れる。

しかし先生したのは履正社。前半18分に徳山が中央から放ったミドルが相手選手に当たって上がったボールがFW古田の前に飛び、落ち際をダイレクトで押し込みゴールが決まる。24分にもロングスローから流れたボールを東尾がダイビングヘッドもクロスバーの決定機。

さらに履正社は32分に相手陣内でボールを奪い、徳島入りが内定しているSB西坂が倒されPKの判定。しかし古田のキックはコースが甘く、東邦GK御子柴がストップする。が、直後のCKから小田村が押し込み履正社が追加点。

東邦は後半から中盤ダイアモンドの4-4-2にフォーメーションを変更、いきなり後半3分に東邦がスローインから羽田野の強烈なミドルを履正社GKジョン・カミィ・信バーが片手1本でセーブ。東邦は18分にPAすぐ外でFKの機会を得るが、キックはクロスバーの上に外れる。

後半29分、履正社は左サイドで川崎フロンターレに入団が内定している、10番名願がクロス、そこからシュートのこぼれ球を名願自身が押し込んで履正社が勝負を決める3点目。さらに後半38分に森田が強烈なミドル、東邦GK御子柴がキャッチしきれずゴールイン。

東邦は後半ロスタイムに原のクロスから朴がヘディングで1点を返したが反撃もそこまで。地力に勝る履正社が4-1で順当に勝利、2回戦へと駒を進めた。

履正社所属の名願、西坂とJリーガー内定組が結果を出した試合だったが、西坂はSBにしては身長があって足元の技術があり、なかなか将来が楽しみな素材だと思う。

 

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